シングルマザーの自立をとことんサポートする、日本シングルマザー支援協会の江成です。



DV夫が怖くてメンタルに不調をきたす。
こういった相談はとても多い。

その時に私は思う。
夫側のメンタルもきついだろうなと。
日本の離婚事由の断トツの一位は性格の不一致。
どちらかが悪いというより、価値観が合わないまま、時間だけ過ぎてしまい、溝はもう埋まらない状態になってしまった結果でもあります。

女性は恐怖で膝を抱え、男性は怒りで机を叩く。
数年掛けて、感情の行きつく先が違う。

女性側の恐怖心を払拭し、安心して未来を創っていけるようにするために必要な会話がある。
「夫さんも辛かったのかもね。辛いなら辛いと言えればいいのに、辛いともっときつく当たってしまい、もっと嫌われる態度しか取れない。感情表現下手だよね」と。

以外と、一緒に振返ってみると、妙に納得できることも多く、女性の恐怖心は和らぐ。

相手の気持ちを慮ることで、自分が楽になれる。
だからと言って元に戻るとか、そういう話でもない。
残念ながら味わった恐怖は消えない。
遠くから「あなたも大変ね、それぞれ別の道で幸せになりましょう」という気持ちになれればと思う。

離婚を決めたら女性も自立しなければいけない。
自立に進める人は前を見ることができる。進めない人は過去に拘る。

これは女性も男性も同じ。
過去の経験を未来に活かすことは素敵なことです。
逆に、過去に縛られていると、未来は見えない。向いていない。視野を拡げ、視線を上げていく。この行動こそが、自立への第一歩。

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