シングルマザー世帯の中の格差が拡がっている
あなたの選択が、自由な明日を創る
日本はこれから格差が拡がると言われていますが、細分類すると、なんと、その先頭をシングルマザー世帯が走るとは、私も想像をしていませんでした。しかし、実際にシングルマザー世帯間の格差が拡がってみると、理解するのは容易でした。これはまさに情報格差です。
シングルマザーほど、ネガティブキャンペーンのような情報が横行しているカテゴリーはありません。「できない」「無理」「かわいそう」「もっと与えてもらいなさい」など、自分自身で人生を拓く情報は皆無ですが、弱者に寄せられる情報が多いこと、多いこと。
この情報を自ら避けて、自立へと歩むのは、砂漠で水を探すような作業です。諦めて、手に入りやすい情報に合わせて弱者になりきるしかなくなります。
子育てに例えれば、甘やかされて自らの努力より、他責な、社会で役に立たない人間に育てられるような、「あなたには無理」と親に言われ続け、自己肯定感も自己効力感も一ミリも無い人間になっていくような、そんなイメージです。
多くのシングルマザーに私は会います。その中でも正社員で働いている人は、裕福ではないけれど、教育費などの不安はもちろん持っているけれど、普通に暮らしています。そういう人の方がマジョリティです。しかしマイノリティである超貧困がシングルマザーのマジョリティのような報道が多いことが問題だと思います。
必要な情報は、家計を担う者が数名いることで世帯の安定が確立している中で、家計を担う者が一人しかいない世帯が、収入を上げるための情報、金融の知識、心を豊かに保っていくための情報です。
自立できるには?と考えて情報を収集しつづける(これが難しくなってしまっている)人が得る情報と、一般的なシングルマザー向けの情報のみを得ている人の間に情報格差が生まれ、これが日本で最初に格差を生んでいると、私は感じています。
私たちは、与えら続けると、与えてもらうことを探します。他に情報が無ければ当たり前に、与えてもらうことを探します。情報を発信する側にも責任はあるのではないでしょうか?
その発信が格差社会を助長していませんか?
★シングルマザーチャンネル★