女性の不安と恐怖心を払拭「できない」を「できる」へ

年初から、子育て中の女性のためのお仕事の話が山盛りです。今年は良い感じのスタートです。



■女性の不安と恐怖心を払拭■
昨年の出来事の中で、私が最も驚いたし、少し反省したことに、「女性の不安と恐怖心を払拭」という言葉がネガティブだと活躍している方には捉えられるということ。

書いた言葉をジッとみれば、当たり前にネガティブですが、社会から離れている女性のほとんどが感じる感情という意味では、ネガティブな感情というより、社会での受け入れ態勢を作る必要のある社会問題という事実としか考えていなかったので、ネガティブに捉えて、そこからプラスのイメージができない人がいることに気付かなかった・・・

ただし、多くの女性にとっては「共感」できる言葉でもあり、「自分の状況」を理解するきっかけになる言葉でもあるので、言葉を使うのはいいのですが、活躍されている方には響かないと反省しました。

気付いてから、この言葉に関しての反応にアンテナを張ってみました。捉え方が3種類ありました。
・そんなネガティブな女性は必要ない
・自分も乗り越えたので理解できる、そのような女性のための仕組みを一緒に作りたい
・少数の弱者だから守ってあげないと

私たちが共に進めるのは「自分も乗り越えたので理解できる、そのような女性のための仕組みを一緒に作りたい」という反応の方々です。

■『「できない」を「できる」へ』■
私自身も最初は、「どうしてこんなにネガティブなんだろう」と思っていました。しかし社会から離れている時間が長ければ長いほど、誰にでも起こり得る状況であると理解した時に、この状況からの脱却の仕組みがあれば、もっと社会で活躍できる女性が増えると考えを改めました。

更に進むと、この課題は女性の問題ではなく、社会の問題であり、性別役割分担意識を根底から変化させていく必要性を感じたんです。

『「できない」を「できる」へ』
を拡げたいと思った理由は、ここにあります。

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