「手当に頼らず正社員になって自立してください」とはっきり言われたお陰で シングルマザー
離婚の時に絶対にやっておくべき3選
1,公正証書作成
2,養育費保証加入
3,信頼できる相談先選定

■離婚時の初動を間違えると?■
「最初が肝心」とはよく言いますが、離婚後の女性の生活と幸福度も、離婚時にどう動くかがほぼほぼ決まります。まさに初動を失敗しないように。
今の多くの情報が時代に合っていなく、離婚する女性の初動が間違ってしまっているから、女性が貧困に陥りやすいとも言えます。養育費を払わない別居親がいるのも、働き方に子育てが考えられていないことなど、外因が多いのも事実です。しかし他人を変えることはできません。自分ができることを正していくことが、今私たちにできることです。
間違っている情報の例をいくつか
・養育費を多くもらうために、離婚時は無職がいい
・手当をもらえる範囲の仕事に抑える方が得
・子育てとの両立を考えるとパートがいい
素直にこの通りにしたシングルマザーの多くが生活苦ですが、この逆に進めたシングルマザーに生活苦はそういないです。
■離婚を後悔しているシングルマザーは意外と少ない■
最近、どこかの記事でも読みましたが、離婚を後悔しているシングルマザーは意外と少ないです。夫婦関係が悪い中で改善に向けた行動もせずに暮らしていると病みます。病むまで放置してしまう方が、後々の自立行動の阻害にもなるので良い結果は出にくいです。
一方で、離婚に辿り着けたとしても、離婚時に自立支援が無いので、パート主婦の意識のまま世帯主になってしまうケースが多く、夫婦関係の悩みからは抜け出せますが、経済的な悩みが新たに生まれてしまいます。
私が目指す、シングルマザー支援は、離婚時の初動をサポートすること。自治体の窓口や民間団体の離婚相談の時に、自立の重要性と方法を伝え、自立までをサポートすることに全体のサポートの7割くらいを充てるようにした方が、生活困窮者は生まれにくいでしょう。
■「手当に頼らず正社員になって自立してください」とはっきり言われたお陰で■
窓口の担当者が素晴らしかったことで、7年後、生活を安定させることができ、こどもを私立の高校に入れて、間もなく大学に入学するというシングルマザーの方の話しが聞けました。
離婚した時、どのような支援が受けられるかを知りたくて区役所に行ったそうです。そこで「手当に頼らず正社員になって自立してください」とはっきり言われたそうです。少しびっくりして「40代では正社員はなれませんよね?」と聞いたそうです。その支援者の方は「なれます、直ぐに調べてください」と言ったそうです。
半信半疑で正社員を探したところ、「あるんですね、ビックリしました」と。最初に言われたこの言葉のお陰で、直ぐに正社員になり、その仕事の中で必要な資格を働きながら取得し、今があるなと感じるそうです。
私は聞いてみました。「その時に、『お子さん小さいから手当もあるしパートでいいのでは?』と言われていたとしたら、どうしてたと思う?」と。「パートを選択していたと思います」と。
初動がその後のこどもの人生も、シングルマザー自身の人生も大きく変えていくんです。
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