専業主婦率が70%近くあった時代に、働く環境を作り出そうとしていた女性たちに敬意を払いたい
シングルマザー、自立を目指す女性のための情報発信をしています。女性の活躍がこどもの未来を創る。
■山木さんとラジオで女性の自立について語り合いました■
3月18日は、月いちラジオの日。毎月1回、金沢シーサイドFMでゲストを招いてお話をしています。
2023年7月が初回でした。その時のゲストは日本シングルマザー支援協会の副代表の山木さんでした。昨日は1年半ぶりに山木さんとラジオで女性の自立について語り合いました。
ナビゲーターの湯山さんもシングルマザーだったということもあり、3人で盛り上がって話していました。
”だった”というのは、3人ともこどもたちは成人しているので、今はもうシングルマザーではありません。元、シングルマザーです。
■専業主婦率が70%近くあった時代に、働く環境を作り出そうとしていた女性たちに敬意を払いたい■
25年前は保育園問題が無かったので、今のお母さんたちのように保育園に入れない、はほとんど無かったので、働きたい人は子どもを預ける環境は今より整っていたのかもしれません。ファミリーサポート制度は1994年に開始しているようです。私は使ったことが無かったので、協会を立ち上げた後に知りました。
学童保育の歴史は古いようです。1966年頃から少しづつ社会課題となり、当事者が動き、後から行政が補助金等で支える、という中で今のような仕組みになっていたんですね。ちなみに私は学童保育も利用したことがありません。どうやって両立していたのか?自分でもわからなくなりました・笑
1966年といえば、約60年前、専業主婦率が70%近くあった時代に、働く環境を作り出そうとしていた女性たちに敬意を払いたいです。
■高齢者になった時の生活困窮リスクが高いので、取り返しがつかなくなる■
しかし、女性が自立していなくても困らない時代だったこともあり、行動に移す女性はそれほど多くない。ここが最も現在と違うところですね。現在は、女性も自立しないと生活困窮リスクが高くなります。しかも若い時より高齢者になった時の生活困窮リスクが高いので、取り返しがつかなくなるというのが、難しい問題だと感じています。
計画性がとても重要になってくるんです。
キャリア、という概念を持つ人もとても少ないので、これが後々困ることになります。が、若い時に自分で気づいて考えることが出来る人はそう多くないので、環境で誘導していく必要性がありますね。
2月からはじめた「Jカレッジ・キャリアドック版」は、自分のキャリアを見える化し、計画性を持ちやすくするためのサービスです。