子育ては楽しい!こどもは可愛くて疲れも吹っ飛ぶ!という経験をもっと語ろう!




シングルマザーの年収を1.5倍へ!



■働く母親が8割を超え、「生活が苦しい」という世帯は減少■
はじめて、働く母親が8割を超えたとのこと。合わせて、「生活が苦しい」という世帯は減少しています。同時に正社員の母親も増えています。共働きがデフォルトになり、家計にも影響を及ぼしていることが良く分かります。

女性が働くことに意義を唱える意見もまだまだありますが、もう後には戻れないのではないかと私は思います。実際に統計的にも貧困率も下がっています。これはこどもたちの環境が良くなっているともとれます。母親がずっとそばにいることよりも、あまりにも貧困な環境で育つより、可能性を伸ばすことができます。

■こどものために少ない時間の中でコミュニケーションを大事にされている母親もいっぱいいる■
「母親が働いていて淋しかった」という意見を元に、だから母親は働かない方がこどものため、という意見もありますが、この意見には少し違和感を持っています。働く母親の姿を見て、私も大きくなったら働きたい、と希望を持つこどももたくさんいます。

淋しい想いとは、母親が自分を見てくれなかった、いつもイライラしていた、声が掛けづらかった、などの経験だと思います。これって専業主婦家庭でも起こりますし、働いていても、笑顔で、こどものために少ない時間の中でコミュニケーションを大事にされている母親もいっぱいいます。

働いていたから淋しい、ではなく、母親がイライラしていたから淋しい、ではないでしょうか?

■働くという情報をもっとポジティブに!■
母親が働くことの意義は、日本でももっと研究すべきだと考えています。諸外国では母親が働いている方が、女の子は所得が高くなり、男の子は家事育児を手伝うようになるという研究結果もあります。プラスに働くことが多いんです。

シングルマザーの就労実態のみをもっと研究することで、母親の働く意義の全体像が見えます。全体では貧困率が減少している中で、シングルマザーのみ、シングルマザー同士の格差が拡がっているんです。これはシングルマザーという情報の偏りが原因だと、私は現場で見ていて思います。

ここから考えると、働くという情報をもっとポジティブにしていくだけで、もっと母親は罪悪感を持つことなく、活き活きと働くことができ、国全体の豊かさを作っていくだろうと考えます。

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