「母親は、こどもの鏡」—シングルマザーの自立が、社会の未来を創る理由

■「シングルマザー=支援が必要な弱者」というレッテルが存在■
私たち日本シングルマザー支援協会は、「こどもの未来を創る親を増やす」をコンセプトに活動を続けています。 日々多くの女性と向き合う中で、確信を持って言える一つの真実があります。
それは、「母親の状態は、鏡のようにこどもに映し出される」ということです。
世の中にはまだ、「シングルマザー=支援が必要な弱者」というレッテルが存在します。
もちろん、一時的なセーフティネットは必要です。
しかし、多くの支援や社会の風潮が、女性を「守られるべき存在」のままに留め置き、結果として依存を生んでしまっている現状には、強い危機感を抱いています。
なぜなら、「依存」は「自信の喪失」に直結するからです。
経済力を失い、誰かや制度に頼らざるを得ない状況は、女性から選択肢を奪います。
「自分ではどうにもできない」という無力感は、やがて「不安」や「恐怖」という形で表れます。
母親が自信を失い、社会や将来に対して不安を抱えて生きているとき、その不安を最も敏感に感じ取るのは誰でしょうか?
一番近くにいる、こどもたちです。
■未来に希望を描きにくくなり、不安の中で成長することに■
「ママはいつも辛そう」「大人は大変そう」 母親の不安という鏡を通して社会を見たこどもは、未来に希望を描きにくくなり、不安の中で成長することになってしまいます。
これでは、次世代の可能性まで閉ざしてしまうことになりかねません。
しかし、逆もまた真なりです。 女性が経済力を持ち、自立することで、この景色は劇的に変わります。
自分自身の力で生活をコントロールできるという実感は、漠然とした不安を消し去ります。
私たちが支援し、自立を果たしたお母さんたちは、皆さん本当に良い表情をされます。
「自分で選んで生きている」という自信が、言葉や態度に溢れ出るのです。
すると、鏡であるこどもたちも変わります。
「お母さんが楽しそうだから、僕も早く大人になって働きたい」
そんな言葉がこどもたちから出てくるようになります。
母親の自信が、こどもたちに「未来への安心感」を与えた証拠です。
■女性が自立することは、こどもたちの心に「希望の灯」をともすこと■
女性が自立することは、単にその家庭が豊かになるだけでなく、社会の未来を担うこどもたちの心に「希望の灯」をともすことと同義なのです。
私たちに必要なのは、女性を弱者のままにしておく優しさではなく、本来持っている力を発揮できる環境と、自立への道筋です。
ジェンダーギャップを超え、女性が胸を張って自立できる社会へ。
それが、こどもの未来を、ひいては日本の未来を創ることになると、私たちは信じています。
一般社団法人 日本シングルマザー支援協会は、就職支援にとどまらず、働き続けられる環境づくりと収入の安定を軸に、女性とひとり親家庭を支援しています。協会の取り組みや実績は、公式ホームページをご覧ください。
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