【活動報告】JANPIAギャザリング2025が開催されました

2025年10月16日、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)主催による「JANPIAギャザリング2025」が日比谷国際ビルコンファレンススクエアにて開催されました。全国の資金分配団体や関係機関が一堂に会し、休眠預金等活用事業のこれまでの成果や課題、今後の展望について意見を交わしました。当協会も資金分配団体として休眠預金等活用事業の担当PO(プログラムオフィサー)である2名が参加し、他団体の取り組みや学びを共有する貴重な機会となりました。

「JANPIAギャザリング」は、休眠預金等活用制度のもとで活動する全国の資金分配団体が集まり、互いの経験・知見を共有する年に一度の交流・学びの場です。POやステークホルダーとして活動する参加者が安心して本音を語り合い、日常では共有しづらい課題にも向き合える場の提供を目的としています。各セッションでは全国各地で進められている様々な社会課題解決の取り組みが紹介され、ワークを通じて参加者同士による活発な意見交換が行われました。

会場では、伴走支援の在り方や、評価をどのように成果(アウトカム)につなげていくかといったテーマを中心に、実践に基づいた議論が展開されました。特に、今後当協会で進めていく中間評価に向けた準備や、支援の質を高めるための工夫について、先輩団体から具体的なアドバイスをいただく場面もあり、大変有意義な時間となりました。

また、他団体の発表を通じて、各地域で多様な課題に取り組む現場の姿勢や工夫に触れ、改めて休眠預金等活用事業の持つ可能性と責任を実感しました。当日は、普段オンラインを中心に伴走支援をいただいているJANPIA担当POの皆さまとの対面での交流もあり、事業運営に関する考え方や成果の可視化の工夫など、今後の活動に活かせるヒントを数多く得ることができました。

当協会は引き続き、【シングルマザーの真の自立】というビジョンのもと、実行団体の皆さまとともに、休眠預金等活用事業を通じて社会に確かな成果を届けられるよう取り組んでまいります。