【活動報告】JANPIA 2024年度通常枠第2回採択団体向けPO研修が開催されました
2024年9月30日、JANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)が2024年度通常枠第2回に採択された資金分配団体を対象とした【PO(プログラム・オフィサー)研修】を開催しました。
この研修は、休眠預金活用事業を実施する資金分配団体のPOが、実行団体をしっかりと支え、事業を効果的かつ透明性高く進めるための知識や考え方を共有することを目的としています。休眠預金は、長期間取引のない預金を社会に再び循環させる仕組みであり、その使い道には国民の関心も高まっています。今回の研修は、こうした貴重な資金をどのように社会課題の解決へとつなげていくかを改めて考える機会となりました。
今回のテーマは、「実行団体への伴走支援の在り方」と「事前評価の意義」。事業を実際に行う実行団体をどう支え、成果(アウトカム)を社会にもたらすためにどのような評価や学びを重ねていくかについて、参加団体が理解を深めました。
「事例共有」のセッションでは、当協会の代表・江成と副代表・山木が登壇し、当協会の事前評価の取り組みについて発表しました。初めて資金分配団体として採択された事業において、JANPIA担当POと丁寧に対話を重ねながら、評価の目的を「チェックのための評価」から「成果を生み出すための協働」へと転換したプロセスを紹介しました。こうした議論を通じて、実行団体とも目線を合わせ、アウトカム達成に向けてともに歩む道筋を築くことができたことを参加団体へ共有しました。
また、当協会が作成したオリジナルの事業コンセプト図について、JANPIA担当POの宮嶋様から「ビジョンが明確でシンプルだからこそ実現した優れた設計」との評価をいただきました。
さらに、代表・江成が「私たちは資金分配団体としてJANPIAという名の学校に入学し、社会課題の解決方法を学んでいるような気持ちです」と語った際には、JANPIAからも温かい反応と喜びの声が寄せられました。 当協会は今後も実行団体に寄り添った伴走支援を続け、休眠預金活用事業を通じて【シングルマザーの真の自立】を目指し活動してまいります。国民の皆さまからお預かりした大切な資金を確かな成果につなげるために、引き続き誠実に取り組んでまいります。