ママベストパートナー認定マークをデザインしていただいた、ねもとまこさんと対談させていただきました。
江成) ねもとさんはじめまして。今回は素敵なマークをありがとうございました。
ねもと)ありがとうございます。
江成)今回、最初にクラウドファンディングをやろうと思ったときに、絶対にどなたかに描いてもらおうと思っていたので、手を挙げてくださったことを非常に感謝しています。ありがとうございます。
実際に協会がこのマークを制作しようと募集をした時に、どうしてやってみたいと思ってくださったのかきっかけを教えてください。
ねもと)きっかけは、この2月に出版した「しあわせのかくれんぼ」と言う絵本なのです。
この元編集長からシングルマザー支援協会がマークの募集をしていると教えていただきました。その方にすごく勧められたのと、私自身同じ女性として何かお力になれたらという思いで応募させていただきました。
江成)ありがとうございます。
まさか、プロのイラストレーターでありグラフィックデザイナーの方が手を挙げてくださるなんて思っていなかったので、「そんなことができちゃうの?」ってスタッフ一同大喜びでした。
「しあわせのかくれんぼ」が応募のきっかけとのことですが、この本に対する想いはどんなものですか?
ねもと)これは物語でありメッセージ本になっています。1ページ毎に落ち込んだ時に見てもらったら前向きになる温かいメッセージが描かれています。
江成)どちらから出版されているんですか
ねもと)はいカナリア出版からです。少しでも悲しみや苦しみを抱えた方の光になるようにと、夢に向かって頑張っている人の応援になれたらという思いで描かせて頂きました
江成)色がとっても淡くて印象的ですね。色の出し方とかこだわりはあるんですか?
ねもと)見た人の心が暖かくなるようになるように、パステルカラーを使っています。
ベースは絵の具で、ぼかしのところなどは実際にパステルと色鉛筆などを使っています。
江成)ほんとにほんわかしますね。後は動物が多く描かれていますね。
ねもと)そうですね。動物は世界共通で、小さなお子さんから高齢の方まで、ほのぼのとしてもらえるかなと。
江成)やっぱり癒されますね。あと、太陽も多いですね。私は夏生まれなので、太陽大好きです。優しい太陽が描かれますよね。
ねもと)ありがとうございます。私も太陽が好きで、太陽のようにいつも輝いていられたらいいなと思って描いています。
江成) イラストレーター、グラフィックデザイナーになられたきっかけや、ねもとさんについて教えてください。
ねもと)絵を描くことが大好きで心の拠り所でした。絵を描くことで自分を表現して、心の支えになっていて、自分にはこれしかないと思っています。
江成)絵を描くときの気持ちっていうのは?
ねもと)思春期から生きることに戸惑いを感じていて、人生ってなんだろうと思いから、哲学的な本の前向きな言葉に励まされてきました。絵と言葉でまず自分自身を癒そうと。大好きな絵とメッセージで自分自身も励まされてきましたし、展示会で共感をして涙を流して感動してくださる方もいらっしゃいます。
それで自分自身も励まされて、私にもできることがあるんだと気づきました。今は私のできることで誰かの役に立つことができたら、そして世界中のたくさんの方に笑顔を届けたい、という思いで創作活動をしています。
江成)今日似顔絵に「守破離」と書いていただきました。最近大事にしている言葉なんです。すごく嬉しいですね!この言葉がこんなに柔らかくなるとは。本当に大事にします。ありがとございます。
(絵本から)「絶対大丈夫」とか「夢は必ず花開く」という言葉を私も会員さんの皆様に声をかけさせて頂いていますが、やっぱり大丈夫という言葉とか叶うよという言葉を、もちろん誰からどんな時に言われるかということも関係ありますが響きますよね。
そんなすごい言葉じゃないのに大きな影響力があるなと感じます。あと、今回作っていただいたマークのママベストパートナーでやろうと思ったことは、私たちが目指しているものは女性が子育てをしながらも働きやすい社会ということです。
やはり女性側も、社会や企業が売り上や利益を出すことで、社会に貢献していることを理解していく。貢献される人が社会で必要とされる人だと私たちが伝えていくのと同時に、企業様側にも子育てをしながら働く女性のことを理解してもらいたいなというのがあって、このママベストパートナーという制度を広げていきたいと考えています。ねもとさん作って下さったこのマークへの思いというのは何かありますか?
ねもと)協会カラーのディープピンクをメインにママベストパートナーの頭文字を入れました。
文字は企業さまに合うようにシャープな感じの文字にして、ハートもベストをイメージしてゴールド色で王冠のような感じにしました。
ハートには、いろいろな意味を込めました。
一つ目は、親子をイメージ
二つ目は、協会が寄り添うイメージ
三つ目は、女性の自立と企業さまともお互い協力し合って、もっと素晴らしい社会になるように、そんな想いを込めました。
江成)ねもとさんの作風と違って本当にマークを意識して作っていただいたんだなと思います。華やか!
これを6月8日に大阪でイベントがあるんですけれども、その時に初めて一社認定させていただいてスタートと思っています。ありがとうございます
これを広げていきたいなと考えています。ねもとさんの絵本と一緒に広げていきましょうね
後は女性自立の応援と言うことで、クリエイティブなお仕事で自立されていらっしゃいます。女性の働き方として魅力的かなと思うのですが、ねもとさんの考える自立または女性への応援メッセージはありますか?
ねもと)女性の自立っていうのは本当に大変な壁があると思うんですね。私自身も結構落ち込むことがあるのですが、そこで諦めたら全て終わってしまう。ちょっと凹んだときは休んで、でもそこで諦めてしまったら終わってしまうので、一歩ずつでも前進して頑張っていくことが、夢に近づくことだと思います。是非このシングルマザー支援協会があるので、困ったときは相談していただければと思います。やっぱり苦しんでいる人は自分だけじゃなく、ひとりじゃないということを知って、一歩ずつ前進してください。私もがんばるので、皆さんも一歩ずつでも前進して夢に近づいていけたらいいなと思います。
江成)素晴らしい!ねもとさんが自分のペースを理解されているというのがすごく素晴らしいなと思います。早いのが良いとか遅いのが良いとか、そういうことではないじゃないですか。自分のペースで疲れたなと思ったら休んで、動ける時に動いて、落ち込んだら落ち込んで、元気に復活していって・・・そのバランスが分かっているとだいぶ楽になりませんか?
ねもと)そうですね。どうしてもやっぱり人と比べてしまうと事があると思うんですけれども、人は人、自分は自分。そして昨日の自分よりも少し成長していればOKなのかなと思っています。焦らずしっかりと成長してほしいなと思います
江成)ほんのちょっとの一歩でも、1年2年と経てばすごい一歩ですからね!
素敵なお話も含めてありがとうございました。引き続きこのままベストパートナー制度頑張っていきますのでよろしくお願いします。
ねもと)はい、よろしくお願いします。ありがとうございました。
江成)ありがとうございました。