子育てと仕事の両立が苦しくない状況を作らないと、女性が活躍できる社会にはならない

ケンタッキーのビスケットが好きな江成です。

シングルマザーが収入もアップできて、働きやすい仕事を作ろうと試行錯誤。
仕組みを作ることはそこまで難しくないが、あっちこっちとの連携を作るのは簡単じゃない。
諦めずに構築し続ければ、できないことじゃないんだろうな・・・と思うが、結局「人」なので、理解が進まなければ、「そこまでしない」ということになる。

子育てと仕事の両立が苦しくない状況を作らないと、女性が活躍できる社会にはならない。
ほとんどの女性が無意識に感じている「恐怖心」

この「恐怖心」を生んでいるのは間違いなく、子育てと仕事の両立で苦しんでいる女性が多い事実。
社会から離れていればいるほど、入ってくる情報が膨らんで、更に更に「自分にできるのだろうか?」と不安になり、恐怖心へと育ってしまう。

厄介なのは、社会で活躍出来ている人には、この「恐怖心」が育っていく過程は想像もできない。
「恐怖心」を、しかも本人も無意識に抱えている状況で就職活動をしても、不安そうな態度がやる気が無いよう見えることもあり、採用もされにくく、更に自信を失っていくことになる。

また、この「恐怖心」を払しょくするために、自分を守る発言として、「子どもが小さいので」「病気をしたら休めますか?」「パートからで」などという保険を掛けてしまう傾向も多く見られる。

この言葉が本心だとは多くの相談を受けていると私は思えないが、通常はその通りに受け取られることになる。

就職相談でも、「恐怖心」を持っている人の発する言葉のままに、仕事のマッチングをしてしまうと、その方の能力を活かすことはできない。

真の女性活躍をすすめるには、「恐怖心」への理解から、「恐怖心」の払拭、そして希望を持ち、自分の未来を想像した時に出てくる、やりたい仕事、欲しい収入を引き出す力が、支援者に求められる。