ここまでやってきたことは「間違っていない」を示す?いらないプライドより必要なゴールを

コロナ対策が訳わかんない方向に向かっているのを見ながら、ゴール設定をしっかり持つことの大切さを改めて感じている江成です。

自立支援でも、「自立したいんです」と言いながらも、自分の過去を肯定して欲しい、がゴールになってしまう人が少なくない。40代後半以降に多い。新しいことを受け入れることは、今までを否定することだと感じてしまい、どうにもこうにも動けず、口では「自立したい」と言うが、行動は「あなたは間違ってないよ」という言葉をもらうことに注力してしまうことになる。結果的に自立にたどり着けない。(どうしたら、こうなってしまう人も笑顔にできるかを考えています)

いくつになっても、どれだけ積み上げて来たとしても、ゴールに向かっていないのであれば、一から考えを変え、行動を変える必要性がある。またそれをしないと自分の望みすら叶えられない。それでも「過去を肯定」「自分は間違っていない」を示すことに注力することを止められない。これはいらないプライドです。

今のコロナ対策を見ていても同じことを感じる。ここまでやってきたことは「間違っていない」を示すために、訳が分からなくなり、もう裸の王様みたいになってしまっている。

本気で自分のことは自分で守らないと・・・と。

ドラマ好きの私ですが、今期のドラマが相対的に女性の自立がテーマの一つな気がする。しかも自立する大切さとかではなく、もう自立していることが『普通』として描かれている。

コロナ禍で、今後更に経済が疲弊することは確実な中で、女性が自立していることが『普通』として描かれていることにどんな意味があるのか?自分事として考えてみる機会にしてみたい。