幸せの連鎖は母親からはじまる、シングルマザーは笑顔で

今週から始まった朝ドラに、まだハマれない江成です。

■女性が自立できる社会にならないと、女性と子どもは幸せになれない?■
年間2千人ほどの相談を受けていて、毎回終わる時に感じるのが、「女性が自立できる社会にならないと、女性と子どもは幸せになれないな」と。

悪循環を感じます。幸せを感じられない女性が増えると、母親の影響を子どもは強く受けることが多いので、男女関係なく、幸せになることを知らない大人が増えていき、自分が幸せになることを知らない男性が、経済力や時に腕力を持って、女性と子どもを追い詰めることがある。

この悪循環をとても感じるんです。

女性が子どもを連れて逃げる、連れ去りが課題になっています。私も連れ去りはしてはいけないと考えます。しかし相談を受けていると、連れ去り以外の方法が見つからないケースも多々ある。多くの女性が連れ去りなんてしたくない。できれば話し合って、夫婦関係を見直してやり直したいと思っている。そのために夫に声を掛け、話し合いをしましょうと促す。しかし応じてもらえない、「離婚なんかしたってお前には何もできないだろう」と言い話し合いができない。

その間にどんどん追い詰められていくんです。

もう逃げるしか方法が残されていない。本当はいけないことは分かっている。後の生活に不安はもちろんある。でもこのままいたら自分の精神が持たない。子どもの前で笑顔で居られない・・・

この様な事例を多く見ながら、先ほどの悪循環を感じるんです。

■幸せの連鎖は母親からはじまる■
経済力がある女性の方が、このような状況の時にも選択肢が多くなる。人間ストレス値の高い場所に居る必要性はないと私は考えている(プレッシャーゾーンは例外)ので、自分らしくいられる場所を作る。場所を探す。その行動にはお金も必要となる。

上手くいかないことにしがみ付かないで済むんです。

数千の相談実績からも、経済力のある女性の方が自分が幸せになる方法を知っているなと感じます。幸せになる方法のひとつに経済力を持つ、ということがあるんです。

幸せになる方法を知っている女性が子育てをしていくことで、幸せになる方法を知っている大人が増え、自分以外の人を幸せにしたいと感じる大人が増えるのではないかなと。そうなれば連れ去りなんて無くなるかもしれませんね。