シングルマザーの生活安定、自立を先延ばしにしない

今日は大学の日です。帰ると娘と産まれたばかりのお孫ちゃんが待っている江成です。

布団を干しておいてと言われたが、できなかった・・・反省。
今日出掛ける前に干しておこう。

■女性が働きやすい環境を作り、生活の安定を担う■
日本シングルマザー支援協会で働くスタッフは、みんなシングルマザーです。雇用を創ることも大事な支援だと思っています。それを自ら実行することが、支援団体の役割のひとつだと感じています。

自ら「女性が働きやすい環境を作り、生活の安定を担う」。自分が雇用するからこそ、何が優れていて、何が足りないかも見えてきます。

自立支援に特化していると、女性の社会経験の少なさ、スキルの低さ、自分を理解して欲しいという欲求が、生活の安定を実現させる障壁になっているのは間違いないと感じます。

私たちは無意識にしている、どちらかと言うと企業や子どもたちに迷惑を掛けないようにと、気を遣っての言動にも関わらず、それが障壁となってしまう。しかしそれを教わることもほとんど無いのが現状。

■現実を直視することが、生活困窮を防ぐ■
昨日、ある企業の方に質問されました。
「うちの会社にもシングルマザーの方がたくさん働いています。『どんな支援をしてくれるのかを聞いておいて』と言われました」と。

大手企業だったので、「正社員でこちらで働いているなら、働き続けることが単純ですが、重要です」と伝えたら、「皆さん派遣です・・・」と。

私はこう答えました。
「派遣で働いていると、正社員になれる見込みが無くても、辞めるのがもったいない、又は正社員になると一旦給料が下がるからと、なかなか動くことができなくなります。しかし結果的に40歳を過ぎると生活が困窮していく傾向があります。先ずは今の会社で正社員になれる道があるのかを確認し、あれば目指す。無ければ早めに収入が上がる曲線のある企業へと転職する。今に執着すると必ずと言っていいほど先細りします」と。

なーなーではなく、現実をちゃんと直視することが、なんだかんだ言っても生活困窮を防ぐ行動になります。

子どもの年齢などで、自分の自立を先送りする方がとても多いですが、子どもの年齢で先送りできるのは35歳までです。それ以上は自分の年齢で動きましょう。

お子さんが5歳の30歳と40歳では、自立への行動は違います。35歳を過ぎたら行動は1日でも早くと考えることで、不安のない生活を早く実現することができます。