児童扶養手当が無くなると文句言う、自立したシングルマザーは言いません

税金の無駄使いが気になる江成です。



■「依存心を育てる」それは幸せなこと?■
私たちの生活が不安なく送れるなら、税金が高くても誰も文句言わないだろうと思う。しかし現実は、「えっ何?」ということに使われていることが多い。

シングルマザー支援という活動をしている中でも、行政は「依存心を育てる」支援が多すぎることに驚きました。「依存心を育てる」と、福祉予算は増えるばかり。それって福祉に関係ない人にとっても、高い税金を払ってくれている人にとっても得じゃないです。何より、「依存心を育てられた人」が幸せじゃないです。

幸福度と精神的自立・経済的自立は比例していると、私は感じています。

■シングルマザーのために、自立支援がなぜ必要なの?■
協会設立当初から、自立支援の必要性を自治体にも訴えかけてきました。お陰様で現在は横浜市、相模原市、大阪市、静岡市、川崎市、千葉市、北九州市、さいたま市と、ひとり親支援連携協定を締結することができています。

今年は自治体から「自立支援の必要性」から、お問合せをいただくことも増えています。

自立支援がなぜ必要と感じていたのか?それは自立支援が無かったからです。
私自身が当事者であり、行政に依存した生活にはなりたくない、という想いがあったので、相談しても解決できないジレンマを感じていたことがあります。それは私が特別なのではなく、実はシングルマザーの中で、行政支援に頼りたいと思っている人より、頼らなくても生活できるようになりたい、と思っているシングルマザーの方が圧倒的に多いことを、行政が知る術がなかっただけだと、今は感じています。

また、ひとり親支援という側面からだけを見ても、「福祉が充実しすぎるのは、財政が不安定になることと密接」だとも感じたこともあります。

困っている人を助けるのは、当たり前のことであり、行政の役割です。行政だけではなく、私たち人としての役割でしょう。しかし、困っている人を助けるなら、自立という出口がないと、福祉支援から抜け出すことができなくなります。

■福祉支援のドアは、出口のない恐ろしいドア■
福祉支援の入口のドアは、一度は入ったら出口のない、恐ろしいドアということです。

経済面を考えないとして、例えば、その出口のないドアを開けて入ってしまっても、そこが楽園なら問題ないかもしれない。現実は不安で仕方なく、決して楽園などではないのです。

私たちは、多くのシングルマザーが経済的自立をしたいと願っていることを伝え、シングルマザーの自立支援という、福祉支援の入口のドアを開け、安心をもらい、そこからいくつかの出口を用意しています。

シングルマザー支援に予算を割くことで、結果的に児童扶養手当の受給者が減り、非課税だった方が納税をする方になっていくことを伝えてきました。それにより、今困っている人を、誰もが優しく支援することができる。もし自分が支援される側になっても安心できる社会であれば、もっと挑戦する人も増えるだろうと思います。

何より、自立できたシングルマザーの幸福度が上がるのです。

「児童扶養手当が無くなると文句になりませんか?」
自治体の方に聞かれました。
「社会がどう成り立っているのかを伝えれば、誰も文句言わずに、喜びますよ」とお答えしました。

実際に、日本シングルマザー支援協会の支援を受けた方は収入が上がる方が多いので、児童扶養手当を卒業される方が多いです。みなさん、「児童扶養手当を卒業しました」と喜びの報告をくれます。誰も文句を言ったりしません。

自分のことばかりを考えていません。

コロナ禍の中の支援策を見ていても、出口のない恐ろしい入口のドアが増えてしまった気もします。入口出口の概念がないことが、税金を無駄に使われている気がしてしまうことに繋がるのかもしれませんね。

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