シングルマザーの就職の不安、年齢が・・・

本日、三女の伸びに伸びた結婚式です。着物を着るのが嫌で、長女の時はドレスでしたが、「ダメです、着物着て」と三女がうるさいので、留袖始めて着ることになった江成です。



昨日は、大阪から子どもに会いたくて、四女の夫が日帰りできました。新幹線往復5時間、これ結構疲れます。今日はもうお仕事でしょう。頑張ってください。

そこに三女夫婦も来て、まだ怖くて赤ん坊を抱っこできていないパパをさておき、三女がさっさと初対面で初抱っこ。我が家は子どもに慣れていますから(笑)

「今この子は何にでもなれる」と、四女が言ってました。何になりたいと思っても、応援できる親になりたいとも。

■シングルマザーの就職の不安、年齢が・・・■
昨日は、MES企業説明会とリテラシー講座9期のオリエンテーションがありました。
MES企業説明会は、全国から自立できる仕事を探している人が集まります。一気に企業を知ってもらうため、30社程度の会社の説明と、業界毎の話や、面接の注意、働く心構え、そして働く環境を整えることなどの情報を提供しています。

こちらに参加された方の1割強が、就職されて生活安定を手にしています。
1回の説明会で1~3人は生活安定に繋がっていることになります。

今回も多かったのが、「年齢が気になる」という意見でした。日本シングルマザー支援協会の就労支援の中心は40代前後です。下は20代後半もいますが、上は50代後半もチラホラ。一般的に若い方が自立は楽です。しかし年齢が高くても自立するしかない方もたくさんいらっしゃる。その時はお互いに必死に頑張ります。その結果、50代の就職実績も多くなっています。

50代のネックは、実は年齢により選択肢が狭まることよりも、その現実を受け入れられない仕事探しにあります。「50代ですが、事務職で正社員」と言われても、「町の不動産屋さんなら」というイメージです。とは言え、町の不動産屋さんには、長く働くスペシャリストな事務員さんがいたりするので、やはりポストは空いてないことが多い。

やりたいことだけではなく、現実を見て選択していく勇気が必要となります。

■選択肢を拡げることで生活安定のための就職が可能に■
MES企業説明会に参加される方は、「今まで選択肢に入れていなかった仕事を知ることができ、やれるかもと思うことができました」と皆さんおっしゃいます。そもそも、選択肢を拡げることが、MES企業説明会の目的だったので、その効果が出ていることは嬉しい限りです。

45歳を過ぎてから自立する必要性が出る人もそれなりに多いです。過去には戻れませんから、今からできることを見つけ、増やして進んでいくのが一番手っ取り早いです。

それなのに、「やりたい仕事」「経験した仕事」に拘ることで、選択肢を狭めてしまい、結果的に生活困窮に陥ることが多々あります。

生活の安定を本気で目指す方、一度自分の考えに執着するのを辞めて、フラットに考えてみませんか?

■最初は自立できないと思っていたけど、今は自立するぞ!って意欲が高まってます■
リテラシー講座は、私たちが就職支援した方に受けてもらっている講座です。働きながら困らないリテラシーを身につけてもらいます。時々期ごとにオリエンテーションをやっています。

ひとりひとりに講座(動画配信)で学んだことを、どう実践したかを聞いていきます。
「コミュニケーションスキル講座で、自分は今までコミュニケーション力が高いと思っていたが、全然高くなかったことが分かった。相手の話を聞く努力を今しています」
「メンタルヘルス講座で自分のストレスに向き合うことができた」

そこで新たに、会社での嫌いな人との付き合い方や、お子さんとのコミュニケーションなど、質問もバンバン出たので、ひとつひとつスキルをお伝えし、皆で考えて行く流れでした。

「最初は自立できないと思っていたけど、今は自立するぞ!って意欲が高まってます」と、自分の心理的変化に驚いているような喜んでいるような笑顔が、とても印象的な方もいました。

できないと思っていることを、できるに変えていく。それによってできることはとっても増えていきます。できない理由を探すよりも、できる方法を考える。ひとりでは難しいなら、一緒に前を向いてくれる仲間を増やそう。

誰と何をするか?それに頼ってみるのも成功法則です。