シングルマザーでなくても、女性が自立していないことは女性にとってリスク
今日は家族でケーキバイキングをするらしい江成家です。自宅でです。
みんなが集まるので、父とタブレット面会をするために予約も取っているそうです。病院には行けませんが、病院も考えてくれています。こちらも自宅のまま面会ができるそうです。
■離婚相談のふたつのパターンとは?■
個別相談の相談内容に、離婚相談も多いです。「離婚したいがどう進めればいいのか?」というパターンと、「夫から離婚したいと言われているが、どうしたらいいか?」の大きく分けると二つがあります。
■離婚したいがどう進めればいいのか?■
まずご自身が離婚したという時は、相談者の気持ちをよく聞きながら、私は離婚後の生活ができるかを考えています。この時点で相談者の方が生活の具体的な話をするわけではありませんが、離婚したい理由や感情面のお話しを聞いていると、だいたい離婚後に生活に困る人かどうか見えてきます。
私の中で、離婚後の生活が厳しいと感じた場合と、大丈夫そうな場合かによって、各々ヒアリングをしながら、「やっぱり厳しいぞ」か「やっぱり大丈夫そうだ」を確信に変えながら、夫側のこともヒアリングしながら、その方にとって一番良い形になる方法を考えて行きます。
「やっぱり厳しいぞ」という方の場合、離婚後の生活の話しになりにくく、夫の愚痴や生活の不満から話が逸れません。未来を構築していく作業自体が難しいのです。この場合はできる限り愚痴と不満を聞き、未来を構築できる状況まで持っていかなければなりません。一度の個別相談では、自分が夫への態度を少し変えてみましょう!とコミュニケーションのアドバイスをすることが多くなります。
「やっぱり大丈夫そうだ」と思える方は、素直な方が多いので、私たちの話しもしっかり聞く余裕があることが多いです。現状を聞いた上で、今後の自立の方法と、その後の生活に関して計画を一緒に考えるだけで落ち着き、自信を取り戻して未来を構築しようとしていきます。また、自分の夫への態度を改めることからやってみよう!など、夫のことも冷静に考えることができる人が多いのも特徴です。
どちらにしても離婚か継続か、から考えることになります。
離婚するにしても継続するにしても、自分自身が何が起きても選択できる環境を作るために自立はするように伝えます。
■夫から離婚したいと言われているが、どうしたらいいか?■
夫から離婚を突きつけられている場合は、話を聞きながら夫の本気度を探ります。かなりの割合で、子どもみたいに駄々をこねているだけのパターンがあります。女性は不安になってしまうと、離婚後の生活が怖くて怖くて、夫の本気度まで冷静に考える余裕がないのです。しかし、かなりの割合で夫の駄々です。
夫の様子などを聞きながら、「本気じゃないですよ」と感じた時は、それを試すためのコミュニケーションスキルをお伝えします。それを実践しても変化がなければ、本気かもしれない。駄々であれば子どもみたいに直ぐに喜びますよと。
このパターンは男性の愛情表現が下手だと言うことに尽きます。「あなたのご主人、あなたのことも大好きで、家族が大好きでしょ。ただ表現が押し付けたり、マウントを取ることしかできていないだけですよ」と。ただし、これが長く続くと女性に恐怖心が植えつかれてしまうので、取り返しがつかなくなりますが・・・
「本気ですね」という風に感じた時は、ぐずぐず言ってないで自立しましょうと伝えます。ここで時間を稼ごうとすると、精神的ダメージを受けることが増えてしまいます。婚姻関係はお互いの同意が必要なので、片方が嫌だと言っている環境で長く一緒にいることはできません。それは受け入れて、早めに自分のために新しい未来を構築しましょう。
大きく二つのパターンの個別相談のやり方をお伝えしました。どちらにしても女性が自立していないことは、女性にとってリスクでしかないです。夫婦関係が良い今のうちから、自立を目指していきましょう。