シングルマザー、楽に生きよう

部屋の模様替えをしていたら、フラフープが出てきたので、使おうと思い、見えるところに“置いて”みた江成です。



■「理解されない」と感じるのはどうしてか?■
今日は、とても生きづらそうな人の特徴をお話しします。
「理解されていない」「嫌な人が周りに多い」「苛立つことが多い、又は落ち込むことが多い」
こんな感情がよく起こると、生きづらいな・・・と私たちは感じます。

もっと生きやすい場所を探そうと思い、引越しをしたり、転職をしたり、それこそ離婚をしたりしますが、残念ながらまた「理解されない」「嫌な人がいた」「苛立つ、落ち込む」という感情がよく起こります。

このような感情がよく起こる方の特徴として、「正しいはひとつ」が見受けられます。正しいことがひとつしかないと、「あの人間違っているのに正さない」や「私が正しいのに理解されない」など、理不尽と感じることが増えてしまうのです。

自分が正しいと感じていても、別の視点で同じ物事を見ている人がいれば、正しいが変わってくることは多いです。この時「あの人と私は視点が違うのか?あの人の視点だとあの人が言っていることは正しいのかもしれない」と考えられる視野を持つだけで、驚くほど気持ちは楽になります。

離婚相談の時に、「弁護士に言われたので・・・」「調停員に言われたので・・・」「夫側の弁護士が・・・」と。はたまた「親が・・・」など、色んな人との関りの中で右往左往してしまうことがあります。

この時に、「それぞれのゴールは違うからね」と伝えます。例えば、あなたが養育費請求で依頼していれば、あなたの希望の養育費を勝ち取ることが弁護士のゴールになります。その先をそこまで見ていることはないでしょうし、見る必要性もないです。夫側の弁護士は逆に養育費を低く抑えることがゴールです。そのゴールに向かって、あなたを攻め立てるかもしれない。おだてるかもしれない、それはただ単に依頼者のゴールを達成させるための戦略でしかないです。その言動に右往左往する必要性はありません。

そして最も重要なのは、あなた自身の未来です。養育費が決定がゴールではありません。その後どう自立していくのか、子どもと生活していくのか、ずっと先の未来があります。

自分自身は常に、自分の未来を考えていきます。

■自分の正しいが評価されることが、理解されたことではない■
人それぞれの立場により、視点により、正しいは大きく変わります。それには相手の立場や考えを理解しようと思うことと、自分の考えと相手の考えを俯瞰して考えることで譲歩する余裕ができると楽になります。

「理解されていない」と感じる理由のひとつに、自分の正しいが正しいと評価されることが、理解されていると感じられる条件になってしまっていることがあるような気がします。

他人や環境を変えることに視点があると、どうしても苛立つこと、落ち込むことが多くなります。何故なら、他人は変えられないからです。自分の視点を変える、という行動変容をすることで、「そうか~」と思えることが増え、これも不思議と苛立つこと、落ち込むことが減っていきます。

全て自分が悪い、と言う考えではなく、自分の行動変容で解決できるスキル(マインド)を身につけることで、今より生きやすいと感じられる毎日を過ごすことができます。