シングルマザー、経済力とコミュニケーション力

ひとりで夜な夜な部屋の模様替えをしている母を見て、長女から「「恐るべしミニモニ53歳」とLINEがきた江成です。

私はまだ52歳です。



■できる方法を考えれば方法は見つかる■
部屋の模様替えですが、ベットなど大きな家具もひとりで動かしていますが、腕力じゃないです。全てを小さくすることでひとりでできます。できる方法を考えれば方法って見つかると思っているので、できないことはないですよ(笑)

「考え方が違うだけなんですね」個別相談の時に言われました。この方20代でしたが、将来のことを真剣に考えて、今何をすべきを真剣に考えていました。私は「素晴らしい」と心から思いました。

YouTubeで元気な私を見てくれて、実際に相談で話をすると、とても社交的で友達がたくさんいる人だと感じるようです。きっとそう思われている方多いのかもしれませんね。

友達が少ない自分では、子どもが可哀そうかもしれないと悩まれていました。私が友達が多そうだから、子どもたちも多くの人と関わることができたのではないかと。

実際の私はひとりが好きで、友達と遊んだりもしません。仕事以外あまり人と付き合うこともないくらいプライベートを持たない人です。

どっちかというと、暗めです。性格は前向きで明るいですが、生活は暗めです。

ひたすらひとりで部屋の模様替えしているんですよ、しかも楽しくて仕方ない。ひとりで夜な夜な楽しく笑いながら家具を動かす52歳。ホラーですよ(笑)

■親がやらなきゃいけないことでもない?■
友達が多くないと子どもがかわいそう、という訳ではないという事です。同じようなご相談は多いのですが、このような時私は、「子どものために企画を作っている団体はたくさんあるから、お金払って子どもに体験と経験をたくさんさせたら?」と伝えます。

「子どもと一緒に」だけが正解ではなく、「子どもに体験、経験させる」ことから考えれば、親がやらなきゃいけないことでもないのです。

視点を変えると、毎日一緒にいる親と過ごす時間は新しい体験、経験にはなりにくいので、全くの他人に任せたり、毎回友達が変わる方が、子どものコミュニケーション力は高まる可能性は高いです。親とばかり一緒にいると、考え方が偏る心配がでてきます。

■経済力を持つこと、有効なコミュニケーションを取ること■
私たちがやることは、そのような体験、経験をさせてあげられる経済力を持つことと、一緒にいる短い時間に有効なコミュニケーションを子どもと取ることです。

母親がしっかり働いている姿を見せることで、子どもは勝手に親の背中を見て大人になることを楽しみにします。大人になること=できることが増える、挑戦がいっぱいできる、という考えになるのです。

イベント等でいろんな大人を見ることで、人はそれぞれを知ることができます。新しい友達が増える機会が多いことで、相手を理解するとコミュニケーションが楽なことを自然と知っていきます。この体験、経験により自己肯定感も高くなります。

子どもがいない時間を母親が持つことで心に余裕も生まれます。子どもと一緒の時間に有効なコミュニケーションを取ることが容易になるのです。

いいこと多いです。

自分でこどものためにあれもこれもしなきゃいけないと考えると、それだけでストレスも増え、返って子どもとの関係性も微妙になるかもしれません。

「こうあるべき」と思っていることを、「他に方法はないか?」という視点に変えるだけで、自分も楽になり、子どもの可能性を高めることにもなります。

視野を拡げてみましょう。