シングルマザーの自立、子供たちの未来も拓いていく

キッザニアで、「4年前までは子供だったから色々できた」と言いながら姪っ子甥っ子の体験を見ている五女と、今月3歳になったので、キッザニア初体験のまりなの興奮ぶりが楽しかった江成です。



■お金が無かったので何もできない私がいた■
キッザニア15周年とのこと。我が家の場合、25歳の三女からなので、10年くらいになるようです。この間にキッザニア体験を三女、四女、五女が楽しみ。五女ときららは15歳と4歳で一緒に体験を楽しんだこともある。子どもたちはキッザニアを卒業し、お孫ちゃんたちが続々と体験ができるようになっています。今回は大人子ども合わせて11名で行きました。

仕事を好きになれる場所、キッザニア最高です。

長女、次女が小さかった時は、とにかくお金が無かったので何もできなかったんです。子どもが多いのでちょっと動くだけですごいお金が掛かります。子供たちと楽しみたくても、掛かるお金が気になって何も楽しめない私がいました。

子供が「ジュース飲みたい」「あっち行きたい、こっち行きたい」と無邪気に何を言っても私の頭の中では、「ジュース1本120円、5人で600円・・・」と計算をしてしまうので、「1本を回し飲みしろ~」とかなっちゃうわけです(笑)

お金のことで頭がいっぱいで楽しむどころの話じゃない。そんな親と一緒にいても、子供たちだって無邪気に楽しめるはずがありません。本当ごめんなさいです。

こうやって子供自身も「お金が掛かる」ということに成長と共に敏感になっていき、「これはうちでは無理だろうな」など考えながら自分の将来を狭めることにもなっていたと思います。

■できることを見つけることすら諦めるような環境に子供を置きたくない■
何でもかんでもやらせてあげられる訳ではないですが、できることを見つけることすら諦めるような環境には子供を置きたくない。当時の私のように、そう考えるシングルマザーは多いです。

母親が自立しているということは、子供にとって可能性が拡がることです。一緒にいる時間を増やすことも大事かもしれませんが、それ以上に母親が自立して前を向いて可能性を信じていることが、何よりも子供のためだと私は感じています。

普段の個別相談では、相談者の方がどうしたら自立できるか?その一点を考えています。自分ひとりでは浮かばない方法をお伝えするのが、私たちの役割です。方法を伝え、実行すると相談者の方が決めたらとことんサポートする。

こうやって多くのシングルマザーが実際に自立され、子供たちの未来も拓いていくことができるのです。