主婦(扶養親族)に適した仕事はシングルマザー(世帯主)には適していない

オリンピック開催に特に反対では無かったので、テレビを観ても「反対!反対!」のオンパレードに疲れるので、観るのをやめていたら、オリンピック一色になっていることにも気づけなかった江成です。



■今日は13時よりMES企業説明会です■
MES企業説明会では、日本シングルマザー支援協会にある、女性の働きやすさを考えてくれている企業の求人情報を中心に、3時間かけて事細かく企業説明をする会です。

個別の求人情報だけではなく、業界別の説明もします。例えば「介護施設は施設選びが重要です」「営業職は未経験を採用する企業は少ないです」「この仕事を経験すると、この業界でも働けます」など。

また、「医療事務は主婦(扶養親族)に適した仕事でシングルマザー(世帯主)には適していない」「営業職、介護職の誤解を解く」「世帯主としての仕事の選び方」など、ほとんどの参加者が、就職への意識を変化させるきっかけになります。その後個別相談へと進まれた方の就職率はとても高くなります。もちろん、生活の安定も手に入れています。

昨日は協会の就職後の定着支援として、協会から同じ企業に就職したメンバー10名以上で座談会を開催しました。全国各地にいる協会から同じ会社に就職した人たちとの交流です。

2年半頑張っている先輩と、今月入社した人たちが、質問をしあったりする中で、「良い会社に入れて嬉しい」を共有していました。営業職の会社なので、「営業は数字に追われるのは大変だけど、コツコツ真面目にやっていれば大丈夫だよ」というお声と共に、コツコツの方法も情報共有していました。

ここで解決することもあれば、本社に私たちから声掛けすることもあります。その時々によって解決に向け、働きやすい環境を整えていきます。

協会と関わりのある企業は、理解のある企業ばかりなので、逆に働く人のリアルな声を協会が届けることができることを喜んでくれています。

■大丈夫?騙されてない?仕事も家も支援なんて、あるわけないでしょ■
ある方のお話しで、協会に登録して、お仕事のこと、住宅のことを相談してくれた方がいて、最初お母さんにそのことを伝えたら、「仕事も家も全部サポートしてくれるところなんてあるわけないでしょう、あなた騙されているわよ、変な宗教じゃないの?」と言われたそうです。それで少し悩んだそうですが、「でも信じてみる」という事で動かれました。

そして数か月で仕事も決まり、引越しも無事に済んだんです。「こんなに早く新しい生活になれるとは思っていませんでした」とのこと。

今ではお母さんは、「あなたがその協会に登録したことが良かった」と言ってくれているそうです。

■子どもの素直に、お母さんのことが大好き■
また、お母さんが働き始めたことを学校の先生にお子さんが伝えたら、「お母さん仕事はじめたの、大丈夫?」と聞かれ、「大丈夫だよ、僕がお母さんを助けるから」と答えたと、学校の先生に聞いたそうです。

泣けちゃいますね。やばいです。江成号泣です。。。

母親が前を向いて覚悟を持って進み始めたら、子どもは敏感にそれを感じ、素直に「応援したい」と思うのです。ここが子どもの素直さであり、お母さんのことが大好きだからです。

私たち人間は、誰かの役に立っていることに幸福度を感じるようです。子どもだって同じです。特に素直なので顕著に幸福を表現します。大好きなお母さんの役に立っていることを感じ、お母さんからも「ありがとう」と言われる。一緒にいる時間の長さよりも大切な経験だと私は思います。

MES企業説明会、ここからスタートを切るシングルマザー、離婚前の方も多いです。就職を上手に運ぶには、自分の考えを変えることを最初にやりましょう。