今の時代でも女性が家庭にいることを望む男性って?

お菓子を食べずに果物を食べるようにしている江成です。



■専業主婦というリスク■
専業主婦になりたいと、憧れる人が多い時代もありました。言葉のイメージも「幸せ」ですね。しかしいつの間にか女性にとって専業主婦という選択は大きなリスクとなってしまったのです。

働く主婦が専業主婦を割合で超えたのは1995年頃。現在は1980年頃と比較すると割合は真逆になりました。子どもを育てながら働く女性が珍しかったのはもう40年前の話しであり、今ではリスクの高い女性の選択肢となってきています。

男性の所得が減っている中で、大学進学率は上がっているので家計費に占める教育費負担は増大です。男性の非婚率が高い要因もここにもあるでしょう。男性のみの所得に頼ることは難しくなっているのです。

自分の人生をしっかり考えている男性は、女性にもキャリアを求めています。ここは肌感ですが、逆に今の時代でも女性が家庭にいることを望む男性は、古い考えだけではなく、夫婦関係の中で優位性を保ちたいと考えている人が多い気もします。

実際に専業主婦の方が「夫がモラハラ」と訴えてくるケースがとても多いです。また女性自身も経済力がないことで自信を失ってしまい、「モラハラ」を感じやすい状況になっているのも私は感じます。

■子育ては人生の一部■
長い人生の中で子育てに充てる時間は長いです。私は5人育てたので、長女を出産してから五女が高校を卒業するまでに30年かかりました。53年の人生の中で子育てはなんと30年も。

しかしここからも平均寿命で考えても34年あります。長かった子育ての期間よりも、更に長い自分の人生の時間があるのです。しかも私たちの年代は働き続けることになるでしょう。ゆったりと年金生活・・・ということが、あまり想像できないです。

専業主婦が長いと、子どもが育った後の人生が描きにくくなっていきます。独身の頃のキャリアは、専業主婦の期間が長いとほぼほぼ消えてしまいます。何故か自信を失っている人も多いです。

体力の問題がある人も多いです。誰かに依存するしかなく我慢を強いられている人も多い。

その中でもとても幸せな方もいらっしゃるので、「私はどうだろう?」と考えることが最も重要ですが、リスクとなっている人が多いのも事実です。

あなたの人生は長い。長い目で向き合うことで、自分に合った“今やること”が見えてきます。