「お金がなくて離婚できない」という家庭とは?
アレクサと動画撮ろうかなと、セリフを覚えさせている江成です。
■誰にも振り回さない自分らしい生き方を■
シングルマザー親子の幸福度を上げるには?
常にここが原点であり、活動の源です。
それには自分らしく生きること、誰かに振り回されるような人生に幸福度を感じる人は少ないでしょう。いや居ないと言ってもいいかもしれません。
1日に1回は、「離婚したいけどお金がなくて離婚できません」と聞いてるかもしれない。それくらい離婚できない理由に「お金がない」と女性側が言われることが多いです。離婚を推奨はしていないので、修復改善できるなら、修復改善のお手伝いをします。が、この環境だと、関係修復へと動くより、「したくてもできないこと」という考えになり、離婚が願望、夢のような位置づけになってしまうなと感じています。
本来の目的とズレてしまい、関係修復は進まず、しかも離婚もできないという苦しい環境の中に長くいることになります。
離婚できないと諦めるのであれば、関係修復しましょうと伝えます。それが子どものためでもあります。離婚していないことが子どものためではなく、夫婦仲良くいることが子どものためです。喧嘩している姿や全く会話をしない姿を見せながら結婚生活を続けるのは子どものためではありません。
話を戻しますが、この先のことを考えた時、離婚が必要な選択肢であれば、離婚できる状態にしておきましょう。離婚できる状態を作りながらも、相手の方を想う気持ちが残っているのであれば、関係修復の努力を。
「お金がない」という状態、先ずはここを改善すること。それが離婚できる状態です。
このような状況が想像できない方も多いでしょう。しかし意外と多いです、家庭に入っている又はパート程度の仕事しかしていない女性が、自分が自由になるお金を全く持っていないことは。
■「お金がなくて離婚できない」という家庭とは?■
経済DVのケースも多いですが、女性側の金銭感覚の課題もあります。または家計がそもそも逼迫しているが、専業主婦のままというケースも。
経済DVの場合は、仕事をはじめてもお金を取られてしまいます。これは離婚した方がいいかもしれません、度合いにはよりますが。更に年齢が上がった時、更にみじめな気持ちになるかもしれません。その状況の中でお金を貯めるのは難しいでしょうから、離婚に係る費用は親に頼む、又は生活保護から始めるなど、一度離れて、一から生活を創りあげて行かれるといいかもしれません。
女性側の金銭感覚に課題がある場合は、貯蓄管理が出来ないので夫が全て管理しているということが多いです。金銭感覚の課題は破滅への入口でもあるので、これはご自身の課題として一度しっかりと向き合った方がいいかと思います。夫婦で金銭管理が長けている方が管理していると割り切って仲良く一緒に過ごす努力をするといいですね。
世の中何があるか分からないので、仲良くいても、貯蓄は見える化してもらいましょう。貯蓄があると使いたくなってしまう人は、自分のためにも夫に管理してもらい、離婚は考えない!という方がいいのかもしれませんね。ひとりになっても破滅です。
家計が逼迫している場合で、専業主婦またはパート程度の仕事でいたいならば、家計のやりくりをとことん見直すこと。離婚したいより先にこちらです。どうしても足りない場合は、それを賄える仕事に就きましょう。家計は収支が合えばいいことなので、≪生活費≫≪緊急費・レジャー費分の貯蓄≫≪教育費分の貯蓄≫を計算し、貯蓄分まで含めた最低額を夫婦で稼げるようにしておきましょう。今の時代、夫側のみの稼ぎでは厳しい家庭が多いです。
■夫婦で一緒にお金の課題をクリアさせる■
離婚相談の中で、お金が理由になっているケースも少なくありません。この場合、本当に離婚する必要があるのかどうか?
先ずは一緒にお金の課題をクリアさせ、それでも上手くいかない場合は夫婦関係自体が難しいのでしょうから、その時に真剣に離婚に向けて話を進めていけばいいかもしれません。
ただ、この時に一緒にお金の課題に取り組んでくれないパートナーなら、それも離婚を決定づける理由になります。この時点で自分で自由に使えるお金をどう確保するかを考え、離婚の準備に入ることもできます。
目の前の本当の課題を解決し、課題を無くしたところで夫婦の人間関係が露わになります。