女性も働きたい、働きたくないに関わらず、働くことを求められる
スタッフの成長が著しくて幸せな江成です。
■男性社会の中で必死に結果をだしてきた先輩たち■
女性の活躍推進に、「成長を促し、見守る」が無いなと。
責任のある仕事を任せられることもなかったり、家庭に入っていたり、母親や周りの大人から、「女の人がそんな仕事しても~」など言われてきた私たちが、時代の変化の中で突然『役職』とか言われても・・・と私は思います。
そもそも『役職』を望む女性は、一昔前なら女性の幸せと思われているようなものを捨てて、男性社会の中で必死に結果をだしてきた。そりゃもう大変。
私は以前、女性の政治家に結婚している人が少ないこと、女性のお笑い芸人に子どもがいる人が少ないことに違和感を感じていました。最近はそうでもないですが、平成の最初の頃まではそうだった気がします。
女性は何かを捨てないと、仕事頑張っちゃいけないのかな?
若い頃、そんなことを考えたものです。
私の母はひとり親だったので、お金を稼ぐことの必要性を感じながらも、自分ばっかり大変と、ちょっと思っているように見えました。それも私は母を尊敬しながらも、少し違和感を持っていました。
働きたい人、稼ぎたい人、働かなきゃいけない人、稼がなきゃいけない人もいる。それが女性の場合できないことが多い。
そこに生きにくさを感じている人、そのせいで生活を安定させることができない人がいるのも事実。
■女性も働きたい、働きたくないに関わらず、働くことを求められる■
植え付けられたことは、自分の力ではどうにもならないくらい自分の考えに浸透していることも多い。理想とする自分があっても、植え付けられた通りに行動することしかできない。その違和感に苦しんでいる人も多い気がします。
今は女性も働きたい、働きたくないに関わらず、働くことを求められます。ならば楽しく長く働く方がいい。しかし、女性が植えつけられてきたことと、社会には隔たりが大きい。その差を埋めるために必要なのが、「成長を促し、見守る」仕組みです。
男性の多くは、新卒の時にきっと経験しています。転職をしたとしても、期待されたり、任されたりする経験の中で20代、30代前半くらいで育まれていくものでしょう。ここが女性の場合、経験していない人がとても多いです。そもそも新卒の女性に期待をかけてくれる企業はまだまだ少ないですから。
社会人としての成長を経験する機会が現状女性は少ないので、日本シングルマザー支援協会では就職支援とセットでリテラシー講座を受講してもらい、企業にも「一緒に育て見守って欲しい」と伝えています。とは言え見守る期間は1年程度しか必要ないです。社会人経験が少ないとは言っても、人間としての経験は多い人たちですから。
これ仕組みにしたいな、と考え、日本シングルマザー支援協会では「女性のJカーブ効果」を考えました。これを広めることで、更に社会で活躍できる女性を増やしていき、企業の成長にも繋がればと考えました。
今後、多くの企業にお声掛けをしていきます。ぜひ一緒に取り組んでください。