営業女子チームを作ろう！と、昨日は営業職２０年の会員の方と打合せ。楽しみが増えた江成です。



■更に生活を安定させることができるひとり親が増えないかな、と■
昨日は一日新宿にいました。
都庁ではひとり親支援をしている課に伺いました。
「いつもシングルマザーが生活安定できる施策を考えてくれてありがとうございます」と伝えてみました。行政には相談窓口、就労支援など、たくさんのひとり親施策があります。

「マインド」×「スキル」×「仕事」の３つを揃えて、学びながら社会性を養い、そして仕事に繋がる。この流れで収入も上げていけるという仕組みを、企業と作っています。昨日はその仕組みのご提案をしてきました。既に協会では動き出していることなので、取り組みを知ってもらうことで、更に生活を安定させることができるひとり親が増えないかな、と思っています。

■自立を果たされたシングルマザーにフィーチャー■
シングルマザーと一言で言っても色々な方がいます。仕事で成功されている方だってたくさんいらっしゃいます。シングルマザー当事者で成功している人がいる。これを真似できれば、シングルマザーが生活を安定させる方法になります。自分に合っているかもしれない。

日本シングルマザー支援協会は、生活が苦しいシングルマザーより、自立を果たされたシングルマザーにフィーチャーして、方法として皆さんに伝えたいといつも考えています。

昨日のニュースで、「若い人の２割がワクチン接種しない」というタイトルに疑問を提唱されている専門家の方がいました。接種しない人をフィーチャーすると、しなくていいと誘導していることにもなると。まさにこの心理だと思います。シングルマザーも大変だ～、大変だ～、ばかりが注目されます。確かに大変です。私も大変でした。生きた心地がしない時期が何年もありました。それも事実ですが、その後自立して生活を安定させた人だってたくさんいます。

どちらをフィーチャーしたいかと言うと、自立して生活を安定させた方。何故ならまだ自立できていない方にとっても、方法として知ることができるのと、未来に希望が持てるからです。

大変なのも事実、自立して生活を安定させたのも事実。両方の情報が必要です。偏ることなく情報として知れば、現状を把握しながら、未来を構築する方法が分かりますね。

■これから乗り越える方は少し楽に■
ということで、昨日はお二人の自立をされているシングルマザーの方にお会いしました。

おひとりとは営業女子チームを作ることで話が進みました。今協会では「キズナ・コンシェルジュ」という動きを進めていて、中心に動いてくれる営業ウーマンの方いないかな～って思っていたところに、２０年以上の本物と出会えたのです。この出会いを必ず形にしたいと、ワクワクしています。

夕方は美容サロンを経営されているシングルマザーの方とお会いしました。仕事を４つ掛け持ちしながら子供たちを育ててきたと言う、私と同じで体を張って必死に生きてきた方だなと共感しかありません。

生活が安定した今だから、今苦しんでいるシングルマザーの自立をお手伝いしたいと言ってくれています。彼女のここまでの軌跡を、今まだ苦しい方に方法としてお伝えすることも、私たちの役割なのだと、お会いして感じたところです。

確かに私たちは大変な生活を乗り越えてきました。しかし、方法をお伝えすることで、これから乗り越える方は少し楽に乗り越えられるようになるのではないかなと考えています。

一から大変なことをやる必要ありません。だってもう乗り越えた先輩いっぱいいるのだから。

「少し元気なシングルマザーが、まだ元気になりきれていないシングルマザーの手を引こう」

このコンセプトを設立当初に掲げて９年。自立ができたシングルマザーが、自立したいシングルマザーの手を引く。良い形ではないかなと、我ながら思っています。