「できるかな」→「できる」へと気持ちが変化していくシングルマザー
1年ぶりに会った方が、とても笑顔で嬉しかった江成です。
■アウトリーチの訪問相談「受け入れてもらえるかな?」と思いましたが・・・■
相模原市では訪問相談をしています。今年度で4年目です。2年連続で訪問することもありますし、2年ぶりとかで訪問することも出てきました。
「江成さんご無沙汰しています。今年もお待ちしています」とか言われるようになり、それだけで嬉しいですね。
特に2年目だと、この1年の変化や進化を聞いたり、改めて相談したいことができていて待っていてくれたりと、信頼関係が少しだけど出来てくることで、一歩前に進みやすくもなるのでしょう。
アウトリーチの訪問相談、最初は「受け入れてもらえるかな?」とも思いましたが、そこは日本シングルマザー支援協会の相談員が常に学んでいるコミュニケーションスキルを武器に、はじめてお会いする方にも受け入れてもらえるように取り組んでいます。
「相談なんてありません」という方も少なくない中で、対面でお会いして、日々一生懸命働いている中で抑えている不安や悩みを、「あっ、話していいんだ・・・」と感じてもらい、自分の中のモヤモヤを、1回でスッキリまでは行かなくても、モヤモヤしていることに気付くことや、モヤモヤがハッキリするだけでも、未来は大きく変わります。
解決に向かわない相談業務が多すぎて、多くの方が相談に意味を感じなくなってしまっているのも、貧困が解決しにくい要因のひとつだと感じています。
■「できるかな」→「できる」へと気持ちが変化していく■
「解決できる方法があるんだ」と思ってもらうことが日本シングルマザー支援協会の相談業務のスタートです。先ずは気づきが重要。気づいたら「どうなれるのか?」をイメージしながら「できるかな」→「できる」へと気持ちが変化していく。そして行動へ!となる。
行動までの時間は人それぞれです。急ぎ過ぎても上手くいかないし、後回しにし過ぎても課題が大きくなってしまい、行動が難しくなるので、自分にあったタイミングを見極めて、「今だ行くぞ」となるのです。
あなたは何でもできる。私も何でもできる。
この気持ちをお互いに持ちながら一緒に進む。
だから解決できるのです。