「夫が私の家事が気に入らないらしい」が離婚理由

ご飯を作らなきゃいけないって、どうして思うんだろう・・・と思う江成です。今日はお弁当イベントです。



■働くお母さんのための仕組みが出来上がっている?■
福井県の移住イベントを開催させていただいているので、一昨年福井県に行く機会がありました。そこで企業や子ども支援センター、学童、そしてスーパーを見学させてもらいました。スーパーのお惣菜売り場を見て衝撃を受けました。

「何、この量、この美味しさ」
福井県は働くお母さんのための仕組みが出来上がっています。ものすごく感動しました。

お惣菜だけではなく、その前に子ども支援センターと学童でも大きく感動。働く母親が「あったらいいな」が全部そろっている。しかも、地元の方は当たり前過ぎてそれを感じていない。

感じていないから、「女性が働きやすい仕組みがここにありますよ!!!」と言わない(笑)

この時から私は美味しいお惣菜を週に1回でも買って帰るだけの夕飯があってもいいのでは?と思うようになり、いろんなところでこの話をしていました。

本日の「お弁当イベント」も、お母さんの家事時間の短縮ができないかと考えてくれている方と出会い、お弁当イベントを開催することになりました。

私は子育てと仕事の両立を30年続けながら、料理は苦痛でしたが、私の母が料理が上手だったこともあり、私も手作りにこだわってきました。娘たちも手作りの料理を子どもたちに食べさせているので良い伝承だとは思いますが、苦痛のひとつだったのは間違いない。もっとラフに食事を考えても良かったのかなと。

今ひとりになって料理が楽しい!
義務感のない趣味の域になると料理は楽しかったのだと気づきました。

■「夫が私の家事が気に入らないらしい」が離婚理由■
個別相談の中で、「あなたのストレスは?」を質問から見つけていくこともあります。ストレスの原因がどこにあるか?は人それぞれです。それが家事の場合、やらなきゃいけないと思うことが重要だろうか???と思います。

離婚相談の中でよく聞くのが、「夫が私の家事が気に入らないらしい」という言葉。「専業主婦の癖に家の掃除もまともにできないのか?」「何もしてないじゃないか!」と何年も言われ続けている人が意外と多い。この環境は苦しくなってしまうのは理解できます。

部屋がきれいとか、何品の料理が必要かって、基準は人それぞれです。そもそもこの基準がかけ離れていた場合、不仲の原因になりやすいです。

お互いストレスに感じることが近ければ問題ありませんが、そうそう合いません。日本の離婚原因のトップは性格の不一致ですが、このような原因がチリツモなのでしょうね。

「私は家事が嫌いだから」って言えて、そこはお金で解決する。それでお互いストレスのない生活を手に入れることも、人によっては上手くいくコツかもしれません。

今日は15時からイベントを開催します。家事短縮が自分にとってメリットになる方は上手に短縮していきましょう。