シングルマザーの自立支援への活動は理解されない?

就職支援中の方が受講しているリテラシー講座。毎週土曜日に動画を配信、それを見てレポートを提出。就職前、就職後に女性が見落としがちな社会リテラシーを学んでいます。「私はMESを活用して社会で活躍しようとしている」ことを理解しているシングルマザーの目は輝いています。



■生活の安定を目指すシングルマザーをサポート■
日本シングルマザー支援協会で就職支援を受けている方は、本人が「必要ない」と言わない限り無料でリテラシー講座を受けています。

生活の安定を目指すシングルマザーをサポートしていると、私たちが普通に生きていると知らない当たり前が、ほぼほぼ男性のみで作り上げた社会には多いことが分かります。

「知らないだけ」なので「知ればいい」

それをまとめた講座がリテラシー講座です。「社会人基礎力」「コンピテンシー」「コミュニケーション」「パソコン」「メンタルヘルス」「営業」など9科目を学ぶことで、会社で働きながら女性が感じる“違和感”や“理解されない”が少なくなるので、前に進むスピードが速くなります。そもそも女性の基礎能力は高いです。細かい配慮や思いやりという特性を活かすことができるのです。(女性のJカーブ効果)

思考の違いで、これを男性がリードするのは難しいだろうと感じます。

■シングルマザーの自立支援への活動は理解されない■
私たちがシングルマザーの自立支援に特化した活動を続ける中でも、理解されないという想いとずっと向き合っています。たぶんこれって夫婦関係と似たような男女間の感情ではないかなと感じます。説明しても理解されない。辛いことも多かったですが、最近は私たちが社会を理解する方が早いという理解に変わりました。

女性を理解して!

ではなく、
女性が社会を理解する!
その方が解決が早いです。

夫婦関係も同じで、妻が夫を理解した方が関係を良くするのは早いです。「私の掌の中に夫がいる」の方がうまくいきます。社会も全く同じで、女性が働きやすい環境を男性社会が作るのを待っていても無理だと。

以前、ホンマでっか!にご出演されている武田先生の講演に参加した時に、「生物学的には男は女に操られているのがちょうどいい」というお話を聞くことができました。

そう考えると確かにあらゆる悩みも減り、問題も解決していく気がしました。女性のコミュニケーション力が上がり、人を動かす力を持つ人が増えればいいだけかも?と感じたひとつのきっかけでした。

実際に愛されるコミュニケーション講座をはじめ、個別相談でもコミュニケーションスキルをお伝えするだけで、楽になる女性が続出。

女性がマウントを取るのは損だということですね。承認欲求を埋めるための行動ですが、マウントは男性に取らせ、女性はそれを操ることにより、実権は女性が持つことができるのかもしれません(笑)

男女平等、ひとりひとりが自由に生きられることは大事ですが、性差はあります。性差の理解、それぞれの特性を活かしていくことも視野にいれ、ジェンダーを考えていきたいと思います。