シングルマザーの雇用=安い人材の確保?

3か月ぶりにみる生後4ヶ月のお孫ちゃんは、かなり逞しくなっていました。



■2013年ひとりで日本シングルマザー支援協会を設立しました■
大阪で暮らす娘とお孫ちゃんが帰ってくるということで、新横浜に迎えに行きました。少し時間があったので新横浜のカフェで仕事をしていたのですが、ふと協会を設立した頃のことを思いだしたんです。

2013年7月に私は何も分からないまま、それほど未来を創造することもできないまま、「シングルマザーの自立支援」という、ある意味個人的な強い想いで日本シングルマザー支援協会をひとりで設立しました。

「こんな企業の方に会ってみませんか?」など、SNSなどで繋がった人にお声掛けいただき、どれだけの人に今までお会いしてきたことか・・・

人に会う、ということが何に繋がっていくのか、全く分からないまま、数えきれない人にお会いしてきました。

■シングルマザーの自立についてプレゼンをする機会を与えられた■
最初に私が大きな企業とお仕事をさせてもらえたのが、その企業で働く女性課長がシングルマザーの方で、その方が「会いたい」と言ってくれて、私はまさに新横浜のスターバックスで想いを語り合いました。その後、専務さんを紹介され、そして直ぐに会長を紹介され、会長にお会いした後は役員会議に呼ばれ、ひとりでシングルマザーの自立についてプレゼンをする機会を与えられました。

当時45歳でしたが、営業職をやっていなかったら、足が震えて出来なかったかもしれませんが、この時20名近い役員たちの前で、必死にプレゼンをしたのを覚えています。

 

終わった後に会長から、「今までの全てのプレゼンの中で一番良いプレゼンでした」とお褒めの言葉をいただき、飛びあがりたい気持ちを落ち着かせ、冷静なフリをしていたことを思い出します。

その後はじめて、男性が多い職場に女性を増やすためのプロジェクトをお手伝いさせていただいた。まだ私と山木さんしかいないような何物でもない日本シングルマザー支援協会が大きな企業と取引ができるようになった最初のお話です。

ある国会議員の方を、今も応援してくれている市議の方がご紹介してくれた時は、「サークル的なことをしていてもね~」と相手にもしてもらえなかったとか、お会いしてみるとネットワークビジネスのお誘いだったりとか、最初の頃は悔しい想いも沢山しましたが、全てが今に繋がっていたのだろうと、今では懐かしく、ある意味有難くも感じています。

■シングルマザーの雇用=安い人材の確保?ではない■
今でも、シングルマザーの雇用=安い人材の確保というイメージが強く、「それではシングルマザーの生活安定になりません。責任のある仕事ができる人がたくさんいます」という理解を求めながらの活動ではありますが、日々、理解が深まり、企業と人が同時に成長できる雇用促進ができているのを感じています。

ここを加速するために、企業コンソーシアムを構築し、女性を正社員へというスローガンがいいかな~とか思っていますが、女性の社会復帰の仕組みを作っていくことを決めました。

2013年にフワフワと思い描いていたシングルマザー親子の生活の安定。実現できる環境になってきています。2021年に同じ場所で、改めて初心に返ることが昨日はできました。