ただ一生懸命に子どものことを考える
コロナ禍で固まった体を、ほぐしにかかろう。
■選挙が親子の会話を促進・・・■
家族が住んでいる選挙区を全て見て、私なりの意見を子どもたちと妹に話した。LINEグループで。何も考えていないようでも、報道などで何かしらの考えに至っているのだということが分かった。家族で話すことって大事ですね。この会話をきっかけに、自分が誰に投票するかを、それぞれが自分で決めていく。この作業、親子には必要なことだ~と改めて感じました。選挙が親子の会話を促進し、お互いの考え方を理解するきっかけになることだとは、思ってなかった。気づかされた・・・
母親は、子どもの様子がおかしかったり、子どもがふと呟いた言葉によって、「自分のせいだ」と思うことが多い。個別相談をしていて、相談者が一番泣かれるのは子どものことです。
「もっと子どもの心の声を聞いてあげよう」
私たちは誰でも、言葉は自分のために発していることが多い。意外と他人に向けて話していない。また、発する言葉の意味と本音とは意味があっていないことも多い。だからこそ、言葉の意味を鵜呑みにすると、誤解を招くことが増える。
「私が仕事をしているから」ということもとってもよく聞きます。本当に仕事をしていることが原因なのでしょうか?人間の感情はもう少し深いところにあります。
仕事をしているからではなく、苦しそうに仕事をしているから、忙しくて子どもと向き合うことができなくなったから、又は仕事をはじめるきっかけになったのが経済的な理由であれば、そもそも不安定な精神状態に母親がいるから、子どもは敏感に察知してしまうのかもしれない。
もっと言えば、自分と自分の母親との関係を引きづっている方も多いです。「私は愛される資格がない」「私は何をやってもうまくいくはずがない」「私は幸せになってはいけない」など、目の前で起きている事象を創り出す、本当の要因を知り、解決していかなければ、仕事を続けようが辞めようが、また同じことが形を変えて起こります。
■ただ一生懸命に子どものことを考える■
子どもとどう接すれば正しいのか?決まった答えはないでしょう。ただ一生懸命に子どものことを考える。いくつも言葉を聞き、子どもが発した言葉を紡ぎ、真剣に向き合い、本音に気づく。
難しい、と感じた人は、先に自分を埋めてあげましょう。自分が誰かにちゃんと理解されているということが、子どもと真剣に向き合える土台になります。土台は強固にしておくことです。自分自身の本音を知ることが、全ての始まりです。