イライラするのは自分が他人を思い通りにしたいと思っていることの現れ

頭をもっとスッキリさせたい!そんなことばかり考えている江成です。



■母親より働くことを選択してきた人生■
早いもので気づけば11月。53歳の私は、今年は家族のことをたくさん考えることが多かった気がします。

どちらかと言うと、母親より働くことを選択してきた人生。しかし子どもたちが全員独立してみると、子どもたちがいたから私は一生懸命に働くことができたのだと改めて感じます。子どもたちが居なかったら・・・適当にのらりくらりと生きていたかもしれませんね。ひとりで若くて健康なら、それほどお金も掛からないし。

子どもたちが居てくれて良かった。感謝しかない。

誰かの役に立ちたい。自分ではない人の幸せを心から喜べる人になりたい。
そんなことを理想とはしていますが、そこまで人間まだまだ出来ていない。
子育ての場合は、自分よりも子どもたちのために働く、学ぶ、生きる、ことがしやすいので、有難い経験なのだと感じます。人間として「ここにいる意味」みたいなことを体感させてもらえる。幸福度が高まります。

親って素敵。有難い。

■イライラするのは自分が他人を思い通りにしたいと思っていることの現れ■
若い時に、今もまだありますが・・・、自分のやりたいことが誰かに邪魔にされるとか、自由になれないとか、思い通りに行かない時にイライラすることが多かったです。今思うのは、イライラするほど未熟だなと。

未熟なだけなら自分のことなのでいいとして、幸せすら感じられないので、自分にとって良いことがない。

子どもが5人もいたので喧嘩が絶えなかった。誰が悪い、何が悪いと、自分以外のことに子どもたちはイライラしていました。その時に子どもに言っていた言葉があります。

「どんな行動をしようが、それは本人の自由。それに対してイライラするのは自分が他人を思い通りにしたいと思っていることの現れ」

自分でもよく言っていた割には、出来ていたかと言うと謎ですが(笑)、子どもには本当よく言ってました。

イライラしても何も解決しない。場の空気を悪くするだけで、何も解決しない。イライラする出来事が起きたら、なぜ起きたら、このような状況にならないためには自分はどうすればいいか、と考えられるようになることで、日々が穏やかな日常へと変化していきます。