一緒に、今ある当たり前を、未来に必要な当たり前に変えてください
ここ数か月、子どもたちに希望ある未来を繋ぐには何をしたらいいのだろうかと考えていました。やっと答えがまとまった気がした朝でした。
■女性自身が経済力を持っていないことを課題としてこなかった■
「女性の貧困」この課題を放置してはいけない。そう感じます。
既に生活保護の半数は高齢者となっており、女性高齢者の割合は男性よりもとても高くなっています。
これは女性の平均寿命が男性より長いことも理由ではありますが、女性自身が経済力を持っていないことを課題としてこなかったことも大きな理由だと感じます。
もう、スルー出来ない時期に来ているのではないでしょうか。
私たちは一貫して、女性も大きくなくてもいいから、自分で決定力を持てる程度の経済力を持ちましょうと訴え続けてきました。女性は稼がなくてもいい、という当たり前を早く壊さなければ、女性が不幸になると思っていたからです。
これから結婚する若い女性がバリバリ働く必要はない
子育てに集中した方が子どものため
子育てしながら働くことなんて無理
子育てが少し落ち着いたらパートで少し働けばいい
高齢者になったら生活保護がある
無意識に多くの人がこのように考えていないでしょうか?
その結果が今苦しむ高齢者女性を増やしてきました。
■構造自体を見直す必要がある■
今の30代、40代の女性にも、既に結果が出ているにも関わらず同じ道を歩ませていいのでしょうか?
私は母親として娘たちにそのような想いをさせたくないなと感じます。今からならどうにでもなります。可能性は無限にあります。
私たちは女性の社会復帰サポートの仕組みを構築していこうと思っています。一度キャリアを手放したら、二度と元に戻れない確立が高いのが現状です。その構造自体を見直す必要があると思っています。
この新しい仕組みを、近しい企業さんから順に、お話をしていきたいと思います。どれくらい賛同いただけるかは、正直わかりません。しかし誰かがやらなければ、この課題は数十年後、女性は更に貧困に苦しみ、その影響を多くの子どもが受けているだろうと想像します。
一緒に取り組んでいただける方を増やしていくことが今できること。
一緒に今ある当たり前を、未来に必要な当たり前に変えてください。お願いします。