経験を増やすことで自信も付いていく、自信がつくことで必要とされることができる

1日1日の速さに驚きが隠せない江成です。



■そんなもので私たちのここまでを表せるか!!!■
シングルマザーの生活安定のためには、仕事を長く続けてキャリアを構築することは大事なことです。これが比較的難しい傾向があります。また今の社会では自分の日々の仕事が履歴書にした時にどう見えるかを意識することも大事。1枚の紙きれですが、今の就職の最初の難関ともいえるので、ここを意識した働き方が必要だと感じます。

本心としては、「そんなもので私たちのここまでを表せるか!!!」と思っていますが。
しかし現実は現実として受け入れておかないと、モチベーションも保てないほど気落ちすることに繋がってしまいます。

学生の就職はインターンシップがメジャーになっています。インターンシップは企業も学生を知ることができ、学生も企業を知ることができるので、就職後のミスマッチを防げます。日本ではまだ20年程度の歴史ですが、アメリカでは100年の歴史があるので、有効な就職方法であることは間違いないです。

■「責任のある仕事ができる人」に当てはまらなくなる■
シングルマザーの就職市場に話を戻すと、女性の場合一度家庭に入り専業主婦やパート主婦が長いと、途端に社会復帰のハードルが高くなります。企業が求める「責任のある仕事ができる人」に当てはまらなくなります。ここは女性が貧困に陥りやすいひとつの要因です。

また女性が仕事を辞めやすい傾向が強いですが、その理由に「話が違う」「上司がキツイ」「社風が合わない」「役に立っていると感じられない」など、人間関係が新たに始まることが理由であることも多いです。

学校を卒業してから結婚までにしていた経験から仕事を選ぶ傾向も強いので、選択肢も狭まってしまいます。女性の社会復帰の際にも、若くはないけどまだ10年から20年は働ける人材なので、インターンシップ制度があると女性が安心して働ける仕組みになります。

女性の社会復帰サポート~Jキャリア~では、インターンシップも拡げていこうと考えています。

日本シングルマザー支援協会では、5年くらい前から「マスカット」という制度を作り、お仕事体験の場を作ってきました。家庭にいた人、シングルマザーになったけど、どうやって世帯主として働けばいいのかが分からない人が、お仕事の経験を増やしながら自信を付けていくのを見せてもらいました。

経験を増やすことで自信も付いていく。自信がつくことで必要とされることができる。この好循環をもっと当たり前にしていこうと考えています。