今年を振り返ると、「どのような働き方をすればいいのかを知りたい」という相談増加

年末になると食材が2,3倍に高くなる。それを受け入れている自分に笑える。受け入れることができないと、毎年末イライラすることになる。イライラは健康にも美容にもよくないですからね。

稼げるシングルマザーへ

■未曾有の経験を活かせるような大人の導きが今後必要■
どこに行っても人が多く、なんとなく嬉しいです。全員がマスクはしていますが、コロナ前に戻った気がして嬉しいです。

コロナ禍の一番の犠牲者は若い人だと私は思います。
経験を積みあげる時期に、削ぎ取られてしまったことが沢山あったことでしょう。ただ、多くの人が経験したことのない経験をしたことも確か。未曾有の経験を活かせるような大人の導きが今後必要でしょう。就職氷河期の方のように、ずっと悪影響を受けないようにしてあげないといけないと思います。

■「どのような働き方をすればいいのかを知りたい」という相談増加■
リスクを踏まえた計画の必要性も感じた経験でした。今だけを見ると、非正規でもいいかな・・・と思っていた人が、将来を踏まえた働き方に変えたいと感じて相談にくる方がとても増えました。

「どのような働き方をすればいいのかを知りたい」
悩みというより、今後を見据えた相談が増えたことも、コロナ禍の特徴でした。

生活の安定を目指し、コロナ前に就職支援を終えていた方で、コロナ禍で生活困窮になった方はいませんでした。ずっと生活安定を目指しましょう!と伝えてきた中で、「もう少し先で」「子どもが大きくなったら」と言わずに動いていた方は困らずに済んだのです。これは事実として起こりました。

一日も早い自立がどれだけ重要か、ということを改めて体感した出来事です。

■最初の一歩は、今の不安を払しょくするための勇気のある小さな一歩から■
正社員になればずっと安泰、という時代ではもうないです。しかし正社員を目指すことが生活安定のスタートとなります。非正規で不安がある日々の中では、未来を見据えることが容易ではありません。今の時点でできる生活安定を構築し、その上で未来を構築していくという段階は必要です。

実際に就職支援で専業主婦や派遣から正社員になった方や、収入が上がらない事務職などからの転職で、数年後に起業したり、更に収入アップが目指せる転職へと繋がったりする方も少なくありません。最初の一歩は、今の不安を払しょくするための勇気のある小さな一歩です。

■定着支援とは、希望を明確に、不安を一緒に払拭していく■
協会の考え方も、コロナ禍で大きく変わったことはたくさんありました。女性の意識改革の重要性は更に感じました。企業への理解促進ももっとやらなければいけないことだと感じました。

すべては子どもたちの未来に繋がると感じるのですが、結果的に親が諦めないで進んでいることを見せることなのかなと個人的には感じています。

1月も新たなスタートを切る方が数名決まっています。
引越しがあったり、勉強があったりと、皆さん希望と不安を胸に道の世界に飛び込んでいきます。希望を明確に、不安を一緒に払拭していく。定着支援にも力が入ります。