女性は与えられた活躍の場で能力を発揮することがもっとできる

1週間居てくれた四女とお孫ちゃんの優弥くんが大阪に帰ります。産まれた時にここにいたのに、はじめて会ったように泣く7ヶ月です。1週間いると慣れてくれて、かわいい笑顔を振りまいてくれるようになりました。次に会う時は一からやり直しです(笑)
それでもかわいいです。



■女性が活躍するには、メンタル不全に陥りやすい環境の改善が根本的解決■
女性がメンタル不全に陥りやすい環境を改善したい。ただ活躍の場を与えられても、メンタル的に弱くなってしまっていると、場を活用することができませんし、結果的に更にメンタルが追いやられる可能性が高まります。

女性が自らパートや派遣を選択する傾向が高いのは、責任を持ちたくないからですが、この「責任」と一般的に社会が考える「責任」の意味に乖離があると感じています。女性は「責任」を重く捉えすぎているとも感じます。「そこまでのことじゃないですよ」とよく伝えますが、絶対に休んじゃいけない、絶対にできないと言えないくらいの重さで感じている方も少なくないです。

男性全員がそこまでの仕事をしているか?と言えばそんなこともなく、逆にパートや派遣でも、とても責任感を持って仕事をしている女性は多いです。

ここで着目したいのは、絶対に休んじゃいけな、絶対にできないと言えない、と思ってしまうようになったことではないでしょうか?その状況になった時を想像すると、自分が耐えられないと感じてしまうので、最初から「責任のない立場」を選択すると考えています。

その理由が家庭に入った女性が、自己決定力と経済力を失い、その環境が長く続くと自信を失い、メンタル不全に陥りやすくなるという仮説を立てています。

女性が活躍するには、このメンタル不全に陥りやすい環境の改善が根本的解決だと感じています。若い人の場合は環境を作らない。既に陥ってしまっている場合はメンタルの強化からお手伝いする。その仕組みができれば、女性は与えられた活躍の場で能力を発揮することがもっともっとできるようになります。

■女性は片手間ではなく、フルタイムに近い働き方をする人が増えていく■
公的年金の改正法が今後施行される中で、夫婦が共に働くことを前提に考えて行くことになりそうです。子育てがひと段落した後、女性は片手間ではなく、フルタイムに近い働き方をする人が増えていくことでしょう。その時に、家庭にいた時間の中で女性が自信を失っていくことを前提に社会復帰を考える仕組みにしていかなければ、更に苦しむ女性が増えることが想定できます。また、そのような女性を雇用することが企業にとってもリスクとなってしまうことも考えられるので、結果的に働かなければいけないが、更に苦しい環境となるかもしれない。

分かっていることは早めに手を打てます。女性の活躍に関して、活き活きと社会復帰ができる仕組み作りをはじめたいです。