ベーシックインカム説に違和感を持っています
最近テレビを全く見ないので、ドラマも見てなかったのですが、スタッフ間で「菅田将暉のドラマが面白い」と言われたので、「ミステリという勿れ」を見てます。超面白い。ひとり親コンシェルジュ講座の内容と被ります。
■シングルマザーって優秀な人が多いんだな■
先日の「Jキャリア 女性の社会復帰サポート・コンソーシアム」でお話をしてくれたシングルマザーの皆さんを見て、シングルマザーって優秀な人が多いんだなと思っていただけたと思います。
シングルマザーに限らず、女性にチャンスが無さすぎるので、女性全般的に優秀な人が埋もれています。
ずっと働く環境やチャンスがある男性であれば、40代後半にもなってフリーターだと「えっ!」って思われても仕方ない気がしますが(しかしこれも偏見)、女性の場合は働く環境とチャンスが少ないので、40代後半で経験が少ないことをリスクとされてしまうと、完全に自立の道を塞がれてしまいます。
こういう女性を増やしてしまう仕組みのままだと、社会保障費が圧迫され、結果的に全ての働く人の負担が増えていきます。更に結果的に多くの人の生活が苦しくなるので、働くモチベーションは更に下がり、社会保障を必要とする人が増える。
この話をすると一定の男性は、「男がしっかりしているから女を守るだろう」と言われますが、それができる男性が減っていることも、事実として共有していく必要がそろそろあるのではないかと感じます。
今の日本はこの悪循環の中にいます。それこそ誰も幸せじゃない。
こんな平和な国なのに、勿体ないですね。
■ベーシックインカム説に違和感を持っています■
昨今のベーシックインカム説がありますが、私は違和感を持っています。きっと日本で実施されると、選挙のたびに「ベーシックインカムの金額を上げる」が論争になりそうで、意味の違う方向に進みそうだなと感じます。
ベーシックインカムは、個人力の強い国でないと機能しないと思っています。日本のように弱者を増やす仕組みになっている国では難しいのではないでしょうか?
先ずは個々が自立できる仕組みが出来上がってからの、ベーシックインカムが理想的かなと私は感じます。