J・キャリアを通じて就職された方の生の声を聞くことができたことがとても印象に残ってます

コロナになって2年が過ぎました。人と会って話すことが、こんなに楽しいなんて今まで知らなかった!と思えることが増えています。

J・キャリア 女性の社会復帰サポート コンソーシアム キックオフイベント

1月13日に開催しました、「Jキャリア 女性の社会復帰サポート・コンソーシアム」に参加してくださった企業様のコメントを少しシェアしたいと思います。また、私の視点からにはなりますが、コメントも付けさせていただきます。

 

■シングルマザー協会の活動は非常に良いと考えていますし応援もしたいと考えています。一方で企業としてはメリットで何が有るのかがプラスで必要です。良い人材が確保できる。社会に貢献している。それプラス事業成長に何かご提案頂けると更なるWIN WINになるのではないでしょうか。

こちらのアンケート回答を読ませていただいた時、「まさに!!!」と心躍りました。女性活躍のフィールド作るだけでは、企業にとってメリットが無さすぎます。ある意味「やっている感」のみです。女性も「やっている感」のみで雇用されても働きやすい環境とは言えません。女性が活躍できるフィールドを企業に作っていただくことによって、企業自体がどう成長に繋げられるのか?ここに私たち支援団体側が着目しなければ、サスティナブルな活動とは言えません。プラス事業成長になるご提案をしていきます。理解があるからこそ生まれるアンケート回答です。心から感謝いたします。

■シングルマザーの就労前後のサポートがとても手厚いのだと感じました。また就労された方々が自信を持っていらっしゃるのを感じました。コンソーシアムの創設も素晴らしいお取組みだと思います。

ありがとうございます。女性の中でもシングルマザー支援というステージからのスタートだったこともあり、「働きたくなくても働かなければいけない女性」でも楽しく働けるには?、がテーマとなりました。その中で試行錯誤しながら出来上がったMES(ミーズ)という仕組みがあります。今はその通りやるだけで、ある程度の人材は成長し、企業に必要とされる人になっていきます。しかし、ここまで本当に試行錯誤でした。。。

■今回のイベントを通して、Jキャリアを通じて就職された方の生の声を聞くことができたことがとても印象に残ってます。

今回のイベントの中で最大の見せ場は、何と言っても実際にお取り組みをしてくださっているコンソーシアム加盟企業での実績発表でした。私自身も、企業の担当者の方、そして実際に就職されたシングルマザーの方が続けてお話ししてくれたことで、これほど伝わりやすいことは無いなと感じました。イベントに参加された方は、女性活躍の定義も変化してしまったのではないでしょうか?というくらいのインパクトがありました。

■非常に良い取り組みだと思いました。有能な方が沢山埋もれていらっしゃる事が分かりました。そういった方が1日も早く社会でご活躍される事を願います。

現在、「可哀そうな人」「できない人」の括りで、女性の中でも特にシングルマザーはカテゴライズされており、本来のシングルマザーが求める生活を手にすることもできない状況です。更に怖いのが、カテゴライズされた人物像へと誘導されてしまい、そのような人物になってしまいます。こうして弱者が増えていく仕組みが出来上がっています。このような状況に大きな危惧を感じたことで、実際に女性が活躍するフィールドとなる企業と、実際に女性をサポートする支援団体がタッグを組むことでイノベーションを起こそうと考えたのが、このイベントでした。ご理解のある企業様が多いこと、心から嬉しく思います。また、このように応援してくれる企業があることを、もっと女性に知ってもらいたいです。そのための発信を取り組んでいきます。


こんな世界があることを、多くの企業、多くの女性に知ってもらうことが全てのスタートとなります。「Jキャリア 女性の社会復帰サポート・コンソーシアム」を拡げる活動の中で、女性・企業・サポート団体それぞれにメリットがあり、サスティナブルな仕組みへと成長させていきます。