自立への道、希望と危機感のバランスをどう取るか
短い2月を駆け抜ける。
■今の日本人は貧困への危機感が薄いことが課題ですね■
ある日YouTubeで、経済学者の方が「今の日本人は貧困への危機感が薄いことが課題ですね」と言っているのを聞いた。
計画的に物事を進めていく力がとても重要な時代であり、計画的に物事を進めていくには、適度な希望と危機感の両方が必要です。希望に偏り過ぎていては、いずれどこかで現実とのギャップが広がり過ぎ、諦めや怒りに満ち溢れてしまうかもしれません。危機感に偏り過ぎてしまうと、今前に進むことすら怖くなってしまうかもしれない。
希望と危機感のバランスをどう取るか、ここが計画的に物事を進めていけるかのポイントです。
■危機感が薄い人は動かない 危機感が強すぎると動けない■
日本シングルマザー支援協会の「ワタシのミライ相談」では、最初の個別相談の時では希望を持てる状態に一緒に話を進めていくことが多いです。2度目からは、初回の個別相談時に見た希望の中の自分に近づくための、棚卸だったり、スケジュール作りだったりします。
棚卸は人によって、履歴書を見て職歴の棚卸だったり、家計の棚卸だったりと、今の課題の中心を掘り起こしていくイメージです。そうしてできていくミライに向かって、ひとり親コンシェルジュのサポートを受けながら前に一歩一歩進んで行きます。
そして行動です。ここで必要なのが危機感。危機感が薄い人は動きが鈍くなりがちです。ただただ楽観的過ぎて後回しにしてしまう。逆に危機感が強すぎても恐怖心で動けません。危機感が薄い人は動かない。危機感が強すぎると動けない。全然違いますが、行動は同じです。
「ワタシのミライ相談」は、このバランスを整えていくという役割も担います。自分のことって意外と分からないので、しっかりと学んだ第三者がサポートをすることによって、バランスを整えていきます。
女性がメンタル不全に陥りやすい環境が揃っている中で、サポートという存在を持っているかどうかで、ミライは大きく変わります。
自分だけで頑張ろうとせずに、気軽に「ワタシのミライ相談」を活用してください。