相手の気持ちを想像できれば、私たちは幸福でいられる

歯医者で口を大きく開けたので、口の端が切れて痛いです。リップクリーム塗って凌いでます。



■なぜ戦争なんかするの?これは同じ人間が起こしていること?■
ウクライナ報道の中で、小さな子どもが流れ弾に当たって亡くなったニュースを見た。数多くの犠牲の中の、ひとつの出来事でしかないのだろうが、涙が止まらなかった。どうして罪もない子どもが犠牲にならなくてはいけないのだろう?と。

遠い国で何不自由なく生活しながら、特に自分事でもなくこんなことを思ったりするだけなことも「なんだろうな」とも思うが、そんなものなのだろう、とも思う。

亡くなった子どもの家族の気持ちを考えると悲しくて仕方ない。なぜ戦争なんかするの?これは同じ人間が起こしていること、なら今すぐ辞めればいいだけじゃないの?と安易に思うが、起こしている人の立場に立つと、もしかしたら追い込まれ方は、子どもを亡くした家族よりも自分の課題の方が難題で、辛いのだと言いだすかもしれない。

■相手の気持ちを想像できれば、私たちは幸福でいられる■
戦争ほどの、自分ではどうにもならないことに巻き込まれていなくても、人は悩む。そして本気で悩む。そして理解して欲しいと思う。それはどの立場でも一緒なのだろう。

悩むと追い込まれているような気になり、徐々に他責になる。他責になると悪いのは自分ではなく他人や社会なので、自分は何をしても許されるという錯覚に陥る。そして更に周りの人から疎外されていく。そして更に追い込まれていく。世界中の不幸を独り占めしているような大きな錯覚に陥る。

これは誰にでも起こりうるし、ネガティブな人は特に起こりうる。しかし立場によっては恐ろしいことにもなる。国のトップであろうが、親であろうが。その矛先で犠牲になるのは常に物言えぬ弱者。多くが子どもたち。

きっと、相手の気持ちを想像できることが、私たちにとって一番幸福度が高い人生になるのではないかと、ここのところ強く感じています。