子どものために離婚しない方がいいのでしょうか?
庭に植えられている木に花が咲いた。引っ越してきて約1ヶ月。何の木なのかすら気にしなかった自分に気づいた朝。
■子どものために離婚しない方がいいのでしょうか?■
「子どものために」という言葉は、母親なら一度は使ったことがあるでしょう。
私も、自分なりの主観で「子どものために」とは言っていた気がします。
離婚の話しが出た時に、母親が悩みになるのが「子どものために離婚しない方がいいのでしょうか?」という想い。
確かに、わざわざ離婚する必要は全くないですが、「子どものために」という理由で離婚をしないのは少し違う気がしています。何故なら、「子どものために」だけで、「離婚しない」が解決策のように感じてしまうからです。
これ続きが必要です。
「子どものために離婚しない」
から
「だから夫婦仲良くいられる努力をする」
これは素敵です。
しかし多くの人が、
「子どものために離婚しない」
から
「だからあまり会わないようにする」「喧嘩をしないために」
大前提として、離婚は一切お勧めしていないです。
しかし、「子どものために離婚しない」と言うのであれば、離婚しないことが子どものためになっているのではないことは理解する必要があります。
自分たちの夫婦関係が、子どもたちが家庭を作る時のロールモデルになっていることもあります。離婚しないと決めたら、できれば夫婦仲良くいられる努力を最大限することが、本当の意味で子どものためです。
■子どもたちにとって良い影響を与える夫婦関係は?■
1,仲良し夫婦、尊敬しあい、助け合い、愛し合っている夫婦です。
2,離婚した夫婦、離婚しても子どものことをそれぞれが想い考え、表現している。
3,仮面夫婦、経済的や子どもの為と言う大義名分を作り、離婚していないだけの夫婦。口を聞かない親を見る。喧嘩ばかりの親を見る。泣いている、怒っている親を見ることが多くなる。
仮面夫婦よりは離婚夫婦の方が、子どもに与える影響は良いのです。
しかし、どれをとっても親がしっかり自分の人生を生きている、他責な考えでないということは前提となります。ここが最も重要かもしれません。