今の余裕が将来の安定を作ります

たまには保育園のお迎えに行こうかなと、娘と一緒に保育園に行った。帰りに「パンが食べたい」と言うのでパン屋に寄った。もちろんお金を出すのは私ですが、振り返った娘のトレーの中のパンの量に驚いた。お会計したら4000円・・・



■女性のキャリア構築の難しさを目の当たりにしました■
信用できる人に出会いました。
その方の女3人家族の助け合いが素晴らしかったので「ブログに書いてもいい?」と聞いたら「いいですよ」と言ってくれました。ありがとうございます。

協会のお仕事をひとつ、お任せすることになった方です。
年齢は50代で、とても頭の良い方でしたが、ここまでの働き方によって能力を活かしきれずにきてしまったのが一目瞭然でした。

仕事は頑張ってきたけれど、キャリアと言う視点をもつことができなかったことで、これほどに優秀な人が埋もれてしまうんだなと、女性のキャリア構築の難しさを目の当たりにしました。

とは言え、50代になると将来の不安は目の前の事として立ちはだかります。どうして行くことが生活の安定に繋がるのか?とご相談くれたのが最初です。

その中で、いわゆる今しかみていなければ選択しないような働き方を、彼女は家族とも話し合いながら選択してくれました。その時のお母さんの言葉が胸にグサッと刺さる、素晴らしい言葉だったんです。

「母が、私はもうこの先もひとりでも生活はしていける。孫はこれからだから自分で生活していけるようになる。問題はあなたよ。ここからでもしっかりと生活が自分でできるようにしていきなさい。そのためなら応援するから」

なんて素晴らしいお母さんなんでしょう。
この考え方を80歳前後の女性が持って娘に伝えたら、高齢女性の貧困、8050問題は置きません。久々に本気で感動しました。

50代になると、「どうすればいいか?」より、「なぜ今までできなかったのか?」という言い訳に意識が生きやすいので、本当に生活の安定を目指すのが難しくなります。この方ができたのは、お母さんの考え方が引き継がれているからかもしれません。

■今の余裕が将来の安定を作ります■
生活の安定を目指すなら、今より少し未来を見る必要があります。今が安定より余裕に持っていかなければ、年齢とともに先細りをすると考えれば、将来の安定はありません。今の余裕が将来の安定を作ります。今がギリギリだと将来は困窮する可能性が高まります。

こうなると私も本気で応援したくなるので、「いくら必要?」という話をたくさんしました。その「いくら」とは今が余裕になる金額です。将来までを見据えた収入ですね。今私もその方が今余裕が生まれるように働けるように考えています。

必死に頑張る人は、必死に応援してくれる人が現れます。そういう風に世の中なっているのだと思います。