夫婦で役割分担のつもりが、社会的に手にしているものは天と地の差となっていた
私の誕生日は8月、次で54歳。それまでにお腹のお肉を本気で無くします。(言ってしまった!!!)
■夫が出て行きました、これからの悲惨な生活や貧困や過酷な人生が怖い■
こんなコメントをもらいました。
「藁にもすがる思いです」
こちらからお返事です。大丈夫、協会にはシングルマザーや離婚したい女性、社会復帰したい女性が生活の安定ができる方法はたくさんあります。決して難しいことではないですが、見えない未来を信じて進む力は必要になります。本気の人には本気でとことんサポートします。時間のかかり方は人それぞれ。誰とも比較してはいけません。何故なら他人と比較していると、自分のゴールを見失ってしまうからです。とにかく自分のゴールに向かって諦めずに方法を実践していくこと。やることはそれだけです。
「夫が出て行きました。これからの悲惨な生活や貧困や過酷な人生が怖くてたまりません。理不尽な男性優位の世の中や法律に愕然としています。」
こちらからお返事です。とても辛くて怖い状況にいるんだと思います。ひとりじゃないということを理解してください。どんなことでも話を聞きます。そして一緒に光の差す方向を見つけていきます。安心してください。
■夫婦で役割分担のつもりが、社会的に手にしているものは天と地の差となっていた■
女性は役割分担だと思って、家庭にいることを選択する。しかし夫婦仲が悪くなり“離婚”の2文字が頭をよぎると、女性は“生活ができない”という現実とぶつかる。ブランクが5年もあれば、もう過去の功績は学歴も職歴もすべて無かったことになる。夫婦で役割分担のつもりの選択が、数年後、社会的に手にしているものは天と地の差となっていた。
これが女性がメンタル不全に陥りやすい最も大きな理由であり、女性の貧困を作り出している理由でもある。「お金がないから離婚できない」女性が多いのはまさにこの理由。また、男性は気づかない。何故なら、自分は天と地の、天の方だからです。そして「この人はメンタルが弱い」で話が終了。「うちの女房が病んでいる、病気だ」という愚痴になる。
いろんな離婚のパターンを見ている中で、新卒で入った会社、または発展的転職をしながらも仕事を辞めなかった女性には全くこの現象は起こりません。答えは女性もひとりの人として自立することです。
理不尽な男性優位とは私は思っていません。高度成長期には理屈にあった形でしたし、その時の女性はそのような社会でも幸せそうでした。少なくとも50代くらいになってから困窮するかも?なんて不安は持っていなかったと思います。男性優位なのではなく、時代に合っていないだけだと感じます。社会で男性が変えられないことも原因ですし、女性が社会にでようとしないことも原因です。どちらかを責めるより、みんなで現実に即した社会の在り方や法律に変えていくしかないです。
■理解のある企業100社で社会を牽引していく■
4月20日は「Jキャリア 女性の社会復帰サポート・コンソーシアム」の勉強会を開催します。自治体にはできないことを理解のある企業100社で社会を牽引して行こうと思い加盟企業を募っているところです。(まだ募集していますのでご参加お待ちしています)
誰かがアホになって進めなければいけないなら、私はアホになろうかなと思いました。