シングルマザー親子が本当に幸せになるには?

昨夜のニュース23で、ママベストパートナー企業さんとのお取り組みがご紹介されました。

子ども料理教室 シングルマザー

■シングルマザー親子が本当に幸せになるには?■
YouTube「シングルマザーチャンネル」でもおなじみの、協会副代表でキャリアコンサルタントの山木さんがインタビューに答えてましたね。

養老乃瀧さんは、正社員で既に就職が決まっています。
日本シングルマザー支援協会では、シングルマザー親子が本当に幸せになるには、経済力を持つ支援が絶対に必要だと信じながら活動し約10年。

「シングルマザーが自立ですか?子どもがいたら正社員とか無理でしょ?」とか言われながらも、企業に理解を求めながら、私たちも時々心が折れそうになりながらも続けてきて、最近は理解も進み、やっとやっと、良い結果がたくさん出てくるようになりました。

またその活動の中で、シングルマザーの方が頑張ってくれて、プレッシャーゾーンを超えた後に親子ですっごい笑顔になっていくのもたくさん見て、「間違ってなかった!」と確認しながらきた感じです。

今は確認は必要ないです。確信に変わりましたね。

■女性側の意識改革や、子どもの自立などの働く環境作りからのサポートが必要■
まだまだ女性側の意識改革や、子どもの自立などの働く環境作りからのサポートが必要ではありますが、ロールモデルが増えれば増えるほど、多くのシングルマザーが「私にもできるかも?」と思えるようになっていき、最初の一歩のハードルはどんどん下がってきています。

企業さん側も、正直まだまだ男性社会の中、理解を得られず終わることも多いですが、とはいえ、理解が深まる企業はスピードを増して増えています。

シングルマザー支援は、社会福祉から社会経済の側面が増してきているのだと思います。企業にとっても社会にとってもシングルマザーを含め女性をどう活かしていくかが問われています。

■ママベストパートナー企業、理解ある企業が分かりやすいように■
女性が仕事を選ぶ時の基準になるように、日本シングルマザー支援協会では、ママベストパートナー企業として周知し、会員の皆さんが理解ある企業が分かりやすいようになっています。入社してから、「理解されずに悩んでいます」というような状況に陥らないように、私たちが企業とのやり取りの中で、「この企業さんの理解は深い」「ここで働けば幸せになれる」と思える企業をご紹介できる仕組みにしています。

ママベストパートナー企業であれば、協会のMES支援(定着支援)もずっと受けられます。新たな生活が始まる時が一番不安です。元に戻ろう(退職)と考えてしまうのもよくあること。そんな心理的変化も含めてサポートしていくのがMES支援です。

とは言え多くの人が1年もしないうちに「会社に貢献したい!!!」という気持ちになっていき、不安だったことが「どうして不安だったんでしょう?」と笑い話になっていく。

苦しかったこと、不安だったことが笑い話になった時、プレッシャーゾーンを抜けて、新たな視野の中の生活に落ち着いたと言えます。そこまでをどうサポートしていくかが、女性活躍において、現フェーズで最もみんなで考えていかなければいけないことです。