野田大臣に、協会のこれまでの活動を報告させていただきました

野田大臣にお会いしてきました。



■女性とこどものことを本気で考えていれば、女性の自立支援の現状を変えたい■
ありがとうございます。
素晴らしい機会をいただきました。

忙しい中でお時間を頂いたので、ご迷惑を掛けないように、端的に協会の活動と目指すひとり親支援を伝えないと・・・・と、珍しく軽く緊張しました。(私はほぼ緊張しません)

ただ、お会いする前から、「理解してもらえる」という、何となくですが確信がありました。女性のことを本気で考えている人が、女性の自立支援の現状を変えたいと思っていないはずがない。そんな想いはいつもあります。

来年、こども家庭庁が設立するに当たり、ひとり親支援は厚労省からこども家庭庁に移管されるようです。これは希望だなと。

厚労省では、福祉色が強く、ひとり親の可能性を伸ばすことができていなかった。日本の福祉は「自立(成長)」より「依存(守る)」が強く、結果的にひとり親家庭の子どもたちの本質的な家庭環境の改善にはなりませんでした。

ひとり親家庭で福祉的支援が必要な場合は、今まで通り厚労省で支援してくれると思いますし、こども視点で考えるこども家庭庁においては、こどもの環境を整える、という意味合いでは「自立(成長)」に向けた支援が充実するのではないかと、私は期待しています。

そもそもひとり親家庭支援は、こども支援です。ひとり親家庭で育つこどもたちのためには、福祉に守られて大人になるしか選択肢がないより、数年しっかり支援を受けたことで、親が自立し、可能性を伸ばせる環境になっていく必要があると考えています。

■野田大臣に、協会のこれまでの活動を報告させていただきました■
野田大臣には、協会のこれまでの活動を報告させていただきました。
実際に企業との連携の中で、多くのシングルマザーが生活の安定を手にして、親子で自由を手にして笑顔になっています。

全ての人は無理かもしれませんが、今まではできる人もできなかったんです。

実際に働けるシングルマザーが、家が借りられないことで母子寮を探したり、児扶手がもらえないのは損だと感じて仕事をセーブしてしまったりと、自分の可能性を狭めてしまっています。このような状況が長く続くと、自信を失い、希望を失い、結果的に支援の中にいることしか方法が無くなってしまうんです。

これがとにかく悔しいし悲しいし、勿体ないと思いながら、日々活動しているのが、私たちです。