いつでも離婚できる経済状況を持って、それでも離婚しない・・・という理想

今週、大阪で暮らす四女が帰ってくるので、家族で食事に行こうと思い、それを長女がまとめてくれています。総勢15名。今の時期予約も大変。

長女のつぶやき「ただ家族でご飯が食べたいだけなのに、団体扱いで予約も一苦労・・・」



■まだ離婚できただけ良いかもしれないと・・・■
今、50代の女性が大変!!!
日々、個別相談をしている私の感覚です。

私も53歳なので、何となく理解できますが、50代が大変なのは、時代の変化が早いことも原因かと思います。

シングルマザー支援をしていますが、最近専業主婦の方の方が大変かも?と思うこともあります。まだ離婚できただけ良いかもしれないと。

家庭にいる方でも、ワンオペの人って多いです。また、世帯で考えるとお金に困ってはいないけれど、意外と自由になるお金を持っていない方が多い。またまた、夫婦仲が冷えている夫婦の方が多そうなので、メンタル的に辛そうな方も多い。

目に見えるものだけで判断しても、今の時代、本当のことは何も見えないのかもしれません。

「お金がなくて、自立していないから、離婚できない」
と言う悩みって、他人が思う以上に、かなり辛いものです。

誤解の無いように説明すると、離婚は推奨していません。離婚前相談でも、先ずは離婚しなくて良い方法を一緒に考えます。しかし、離婚できない・・・という現状であることが、女性のメンタル不全を引き起こしていることは事実です。

■いつでも離婚できる経済状況を持って、それでも離婚しない・・・という理想■
選択肢として、いつでも離婚できる経済状況を持っていて、それでも離婚を選択しない、というのが一番理想なのでしょう。それは裏返せば、夫と一緒に居たいということになります。

素敵・・・

と考えると、本当は離婚したいのに、一緒にいたくないのに、お金がないから仕方なく一緒にいるしかない。それが辛くて辛くて仕方ない。この状況の方も多いということです。男性にも、本当は離婚したいが、妻が生活できないから離婚ができない…と言う方もいます。

私としては、できれば離婚は回避して欲しい。しかし、この状況が長引きメンタル的に追い込まれるところまで放置してしまうと、夫婦関係も取り返しがつかないし、離婚後の自立も難しくなってしまう。

これは放置すればするほど、末路がかなり怖いんです。

■男性に、夫婦関係の継続についてのイロハ的なセミナーを■
ここで最近、いろんな方に相談しているのが、「男性に、夫婦関係の継続についてのイロハ的なセミナーを、企業が福利厚生でやれるようにならないかな?」と。

この状況って、女性は精神的に追い込まれるのですが、男性はイライラして、自分の意図しないところでモラハラ夫の烙印を押されることになります。

 

周りを見回してください。自分の知らないところで、「うちの夫はモラハラ夫」と言われている人が増えていることに気づきませんか?

これは社員のパフォーマンスを下げる要因になるので、ぜひ企業でセミナーを実施してくれればと。また、このような社員教育をしている企業が、家族に喜ばれ人気になるのも想像できますね。