シングルマザーの貧困、履歴書を書けないことが生活困窮へと繋がる?

今日は歯医者なのに、診察券を持ってくるのを忘れて、今、かなりショックを受けている江成です。歯医者さん、怖いんです。



■辛いからってそこで止めたら、未来は良くならない!!!■
日本シングルマザー支援協会では、どうしたらシングルマザーが自立できるのか?ばかりを考えています。活動の中で、色々な局面で色んな不思議なことが起こるんです。会員さんが9000名以上いるので、気になったことはアンケートを取って聞いています。

今ご協力を願いたいことは、「履歴書を書くのは辛い事か?」ですね。

実は、就職支援の中で、脱落場所として履歴書の作成があります。
キャリアコンサルタントが、かなり丁寧に書き方を教えてくれているのですが、それでも、それっきり連絡が取れなくなる人も少なくない。

これ、私的にはとっても不思議なことで、山木さんに聞いてみたら、「履歴書は自分と向き合うことだから、辛くなるみたいね」と。

え!辛いからってそこで止めたら、未来は良くならないじゃないですか!!!!!

私の気持ちは、今は横に置き、皆さんがどうして履歴書を作成することが辛いのか?を知りたいんです。しかも辛くて、後回しにしている間に時間ばかりが過ぎると、主体性の無さとなり、レスポンスの悪さは仕事ができないという評価にも繋がるので、結果的に自分にとってマイナスになっています。企業さんは、この時点から既に見ています。

とにかく、1時間きっちり時間を取って、しっかりと書き上げることができなければいけない。ここから新しい仕事ははじまっているんです。

■自分が何もできないという現実にぶち当たって書けなくなります■
先日のMES企業説明会の時に、山木さんが最後に参加された方に質問しました。
「履歴書って書けない?」と。「何が辛くて止まる?」と。

数名の方が答えてくれました。
・自分が何もできないという現実にぶち当たって書けなくなります
・自分ってダメだなと感じてしまいます。

自信の無さが履歴書作成という作業の手を止めてしまうようです。ここからが悪循環となるのですが、履歴書書けない、仕事見つけられない、年だけ取っていく、履歴書に書くことが増えない、更に年だけ取っていく、生活が苦しい、こどもの教育費どうしよう、あ~自分は誰にも必要とされない・・・

これが女性が陥りやすいメンタル不全への道のひとつ。
シングルマザー・バージョンです。

■履歴書を書けないことが生活困窮へと繋がる■
履歴書を書けないというのは、生活困窮の入口のひとつなんです。山木さんに「もっとどうにかできない?」と私が聞くので、山木さんも一生懸命に解決しようとしています。山木さんはハローワークにいたので、この手順はどこでもやっていること。とすると、もっと手前にやることがあるはず・・・と私は思います。

女性の自立には、まだ誰も気付いていないような原因がたくさんあります。今後、今以上に経済力を持てない女性の生活困窮は増加するでしょう。増加してからでは苦しむ人が増えてしまうので、今ここで解決していき、増加させたくないんです。本当に生活困窮は苦しいんです。生活困窮していると、選択肢を誤りやすいく、ドツボにハマりやすいんです。(経験者は語るです)

近々アンケートを取ってみたいと思いますので、協会の会員の皆さん、ぜひご協力をお願いします。

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