子育てと仕事の両立をしている母親の毎日

昨日はお弁当プロジェクトでした。参加してくださったシングルマザーの皆さん、ありがとうございます。昨日は夕食づくりが無くなり、自分の時間を有意義に使えていたら嬉しいです。



■子育てと仕事の両立をしている母親の毎日■
子育てが終わり、仕事が忙しいにも関わらず、時間が余ってしかたない自分がいる。
「どれだけ子育て中って心も体も忙しかったんだ?」

今となると分からない。
分からないほど日々追われていたのだろう。
落ち着ける瞬間すらないと、明日のことを考えることすら間々ならず、自分の10年後のことなんて考える余裕も無く、子どもの手が離れる想像もできないくらいだから、自分の老後何てさらに考える余裕が無い。

これが子育てと仕事の両立をしている母親の毎日。
過ぎた今だから、やっと理解できる、「私ずっと追われていたんだ・・・」と。

しかし、過ぎるとなんと50代。取り返しのつかないことが多すぎて大変なんです。
これを解決するにはどうしたらいいか?
母親の時間で省けるものは何か?を一緒に考えることもひとつの解決策として、このお弁当プロジェクトは生れました。

■福井県の当たり前に衝撃を受けました■
働く主婦が日本一多いと言われている福井県とお仕事させてもらいながら、福井県の当たり前に衝撃を受けました。福井県って凄いんですよ。

何より、女性が働くことが当たり前で、「えっどうして働いてないの?」と家庭にいると聞かれるほどだと。小学校も制服だし、学童はみな行くので充実しているし、何よりお惣菜文化が素晴らしい!

子育て施設の使用率も高いしと、日本全国福井化計画すればいいのに・・・と本気で思いました。

とは言え、女性の所得はそこまで上がっていないなどの課題もあるにはあるらしいが、働く環境が揃っていること自体が、他自治体と比較にならないほど進んでいるので、今後、所得アップに課題意識ができれば、解決するのは早いでしょう。

■安くて安全で美味しいお惣菜があり、罪悪感を感じなくていいなら活用したい■
このこともあり、お惣菜文化だけでも広がらないかなと考えています。
以前、協会の会員さんにアンケートを取ったところ、「安くて安全で美味しいお惣菜があり、買うことに罪悪感を感じなくていいなら活用したい」という方が圧倒的に多かったが、一部、

「子どもにお惣菜を与えるなんて母親はしてはいけない」「健康に悪い」「お金がない」などの意見もありました。

賛成の中でも、「お金が続かない」と「罪悪感がある」という意見も多かったです。

皆さんの意見から想像するに、理想は
・女性の所得を上げる
・自分ではない誰かの手作りを適正な価格で購入
・お惣菜が美味しいので、家族が喜ぶ
という当たり前ですね。

結果的に、美味しいお惣菜を作るという女性の仕事が増えます。

実際に日本の中で出来ている地域があるということは、出来ないことでは無いでしょう。

もうひとつ、福井県に移住された女性が口を揃えて言っていたのは、「男性がとにかく優しい」でした。

この言葉こそ、女性が働く環境がある一番の要因なのかもしれませんね。