ほとんどのシングルマザーが「どうやったら経済的自立ができるのか?」と悩んでいる
マイファミリー、泣きながら観たわ。良かったわ。感動だわ。ロスにならないドラマだわ。ただただ「解決して良かった・・・」と安堵した。個別相談時に似た感覚だった。
■ほとんどのシングルマザーが「どうやったら経済的自立ができるのか?」と悩んでいる■
昨年、シングルマザー研究として、大学の先生と一緒に研究を開始し、先生が先日学会に発表されました。
「可哀そうなシングルマザー」というイメージが先行してしまうと、ほとんどのシングルマザーが「どうやったら経済的自立ができるのか?」と悩んでいるのに、施し支援しか見つからず、気付くと依存型人間になってしまう・・・ということが起こっています。
どんなに探しても方法が見つからないと、諦めてしまうものです。
これは私が体感的に感じることですが、「可哀そうなシングルマザー」にしておいた方が支援はしやすい。なぜなら、本質的な課題を解決しようとすると、シングルマザー、私たち側の課題も明確にしないといけない。それは今の世の中弱者批判とも言われかねないからでしょう。
正直、シングルマザー側の課題を事実として受け止めていかないと、本当の課題解決には辿り着きません。敵対関係を作って、「可哀そうな人」VS「悪い人」にしても解決しないんです。
■実際に経済的自立に導くことができることを証明したかった■
今回の研究は、シングルマザー側の状況に応じた傾向を細かく分析し、対策を細かく作っていくことで、実際に経済的自立に導くことができることを証明したかったのですが、初年度としては良いデータになったのではないかと、個人的には思っています。
何十年と国が支援していても解決してこなかったこと。私たちの中で解決策ができていますが、1年くらいでスパッと社会への理解へと進むことはできないだろうと思っています。
離婚時のマインドによって、仕事選びも変わります。収入は基本的に選ぶ仕事で決まるので、どんな仕事を選んでしまうのか?というマインドがそもそも生活の安定の基盤となります。このことだけでもマインド教育がどれだけ生活安定を支援する時に重要かがわかると思います。
元夫や社会背景と同時に、私たちシングルマザーの課題も顕著にし、全体的な意識と仕組みの変化をもって、シングルマザーの生活困窮を解決していきます。
※働くママを応援するママベストパートナー企業&女性の社会復帰の仕組みを共に作るJキャリア・コンソーシアム企業を増やすことも同時に進めています。(協力企業の応援のお陰様で進めています。ありがとうございます。)