シングルマザーになり、「自立したい」と本気で考えたことがある人にしか分からない

本日、きぎょう塾最終日。最終日のみリアルです。札幌、岡山、埼玉から集まってくれます。楽しい1日になりそうです。

私は可哀そうな シングルマザーじゃない!

■シングルマザーになり、「自立したい」と本気で考えたことがある人にしか分からない■
日本シングルマザー支援協会は、自立支援に特化していることもあり、会員さんは皆さん、自立の方法を検索して辿り着いてくれた方が多いです。

シングルマザーになり、「自立したい」と本気で考えたことがある人にしか分からないと思いますが、探しても探しても無いんです。自立の方法って見つからないんです。

手当のこと、養育費や婚姻費用を多くもらうには?や、何か物をくれるという情報は、検索すれば出てきますが、自分が目指す、生活の安定に繋がる情報ってないんです。

シングルマザーは情報商材などにも引っかかりやすいです。何故なら、自立、稼ぐと検索すると、辿り着いてしまうからです。そして他にはないから手を出してしまう・・・
頑張るシングルマザーの沼、みたいな状況が起こっているんです。

誰も楽して稼ごうなんて思ってないから、怪しい情報商材でも頑張ってしまいます。あれって頑張れば頑張るほど沼にハマるようです。理不尽さを感じてしまいます。

日本シングルマザー支援協会の会員の方は、自治体の窓口などに相談して、「子どもが小さいから」「女性には難しいから」と言われても言われても、諦めずに探し続けてきた人も多く、そういう人は根性があるので、協会で自立の方法を伝えると、不安でも、一時は辛くても乗り越えようと努力されます。

だから皆さん自立を果たします。それもそんなに時間を掛けることなく。

■「できない」と思い込まされると、本当にできないことになっていく■
シングルマザーが自立の方法にすら出会えない現状の中で、先ずやっていきたいのは「自立は難しくないよ」と伝え続けていくこと。シングルマザー支援をしていると、「できない」と思い込まされてしまうと、本当にできないことになっていくのが良くわかります。子育てでもそうですね。毒親は子供に「あんたには無理」と言って、子どもの自信を奪っていきます。

それって勿体なくないですか?

だって本当はできるんですよ。本人にとっても勿体ないですが、それに紐づく子どもたちの可能性まで削ぎ落してしまうのは、勿体ないという言葉なんかでは足りない、損失と言ってもいいと思います。

私たちの支援は、子育てへの考え方を変えていくことから始めることも多いです。今、多くの人が間違った子育て論に振り回されています。それが、女性が働くことを「できない」ことにしてしまっている。これは女性だけの課題ではなく、社会全体の課題ではありますが、先ずは女性自身の意識が変化することで、社会は必然的に変化していくだろうと考えています。

本当の意味で、子どものためとは?を、もっと大人が考え知っていくことですね。