現状把握から始まり、長く楽しく働くための定着支援までをトータルで行っている

何となくのんびりしています。



■シングルマザーの生活と精神の安定を目指すために何をするかを考えた■
昨日はスタッフ一同で、セールスフォースさんにお邪魔して、社内見学とカスタマージャーニーワークショップを体験させていただきました。

昨年末に移転され、新たにセールスフォースタワーとなったオフィスビルの、22階にあるゲストのためのスペースを案内していただきました。外国のお客様が多いこともあり、日本の良さが演出されていて、おばちゃんたち(私も含めたスタッフ一同)を楽しませてもらいました。

その後3時間掛けて、ワークショップを体験。シングルマザーの生活と精神の安定を目指す、日本シングルマザー支援協会が、誰のために何をどうやって進めていくかを、共に考えてもらいました。

協会内でも常に話し合いながら、何をどうすれば、シングルマザーの自立へと導けるのか?をずっと考えています。私たちは当事者なので、自分たちの変化の必要性も理解した中で話し合っています。しかし当事者のみで考えることも、それも偏りは起こります。今回は更に俯瞰した視点で、シングルマザーの自立支援を考える機会になりました。

昨日は午前中に、自治体との打合せもあり、協会の支援をもっと明確に伝えていく必要性を感じました。

■現状把握から始まり、長く楽しく働くための定着支援までをトータルで行っている■
シングルマザーの方向けの、現状把握から始まり、必要に応じてマインド育成、意識改革へと進み、その方の生活と精神の安定に向けた支援策を作成し、必要な方には就職支援を行い、その後、長く楽しく働くための定着支援までをトータルで行っていること。これをどう伝えていくのか?が、協会の課題だったなと感じたところでした。

マインドだけでは・・・就職支援は定着支援までやります。就職できても転職を繰り返してしまうと生活の安定には繋がりません。
資格取得も重要では・・・資格取得は、医療事務など収入に結びつかないものではなく、現実的に収入アップ、生活の安定に繋がる資格を提案。資格取得の企業ではなく、仕事を生みだす企業に、資格取得の仕組みを作ってもらうことで、資格取得が生活の安定に繋がる仕組みにしています。
家計管理だって必要では・・・絶対に必要。本人の消費傾向が浪費傾向であると自立はできない。自分の消費傾向を知ること、生活費の把握など、丁寧に就職前に支援します。
自立も大事ですが養育費の確保だって・・・今の仕組みだと、養育費に焦点を当てると自立ができない。また養育費を確保しても、養育費を生活費に入れてしまうと教育費が無くなってしまう。この辺りを丁寧に伝え、養育費を多くもらうのではなく、自分自身の自立を軸に、子どもの教育費として養育費をしっかり確保。これは養育費保証に加入を進めています。

など、もっと色々とありますが、大まかにはこのような仕組みと考えですが、これをどう示していくか、この仕組みの元、支援を進めていくと、経済的自立へと導ける人がかなり増えます。

午前中にたまたま課題感が出ていたこともあり、午後のワークショップにより更に明確化できました。

昨日、学んだことを活用しながら、更にシングルマザーの生活と精神の安定へと導いていきたいと思います。